システムズエンジニアリング

システムの実現を成功させることができる複数の専門分野にまたがるアプローチ及び手段。(INCOSE:International Council on Systems Engineering の定義より)

システムズエンジニアリングは、技術分野には依存しない仕事の仕方であり、ISO/IEC15288、ANSI/EIA632、IEEE1220などでその標準類が整備されている。 ここで言うシステムとは、ハードウェア、ソフトウェア、情報、設備、組織、社会、人間など、相互作用し合う要素を組み合せたあらゆるものを含む。

モデルを用いて進めるシステムズエンジニアリングのことをMBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)という。

システムズエンジニアリングのプロセスは、システム→サブシステム→コンポーネントというアーキテクチャの段階的詳細化(および段階的統合)と、要求分析→機能設計→論理設計→物理設計→評価といった検討対象の段階的具体化の2つの側面で説明することができる。

昨今は、複数の独立したシステムが互いに関係し合って価値を提供しているような複雑なシステムも増えており、システムズエンジニアリングの考え方の重要性がますます高まっている。

電通総研では、開発の見える化を通じて、開発現場で実際に実践し効果を出すためのアプローチや手段を提供している。

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