トップメッセージ
平素より格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2023年上期の業績は、すべての事業セグメントが好調に推移したことから、売上高69,849百万円(前年同期比113.7%)、営業利益10,652百万円(同110.6%)、経常利益10,785百万円(同111.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益7,446百万円(同106.0%)と、上期として過去最高を更新する結果となりました。加えて、受注残高も過去最高水準に積み上がっているため、今般、通期業績予想の上方修正および配当予想の増額修正を行いました。期末配当金の予想を前回予想比3円増の47円としたため、第2四半期末配当金と合わせた1株当たりの年間配当金は、前期比16.7%増の91円となる予定です。
中期経営計画「ISID X(Cross) Innovation 2024」は、当上期末で折り返し地点を越えました。この1年半推進してきたさまざまな施策が実を結びつつあり、業績は収益性の向上を中心に想定を上回るペースで進捗しており、確実な手応えを感じています。この状況を踏まえ、中期経営計画についても定量目標の増額修正を行いました。
下期も引き続き、さらなる事業拡大に取り組むとともに、将来に向けた新しい基盤づくりの第一歩として、2024年1月1日付で実施する「株式会社電通総研」への商号変更と、コンサルティングを専業とする子会社2社の当社への統合、電通グループの日本事業を統括する「dentsu Japan」内のシンクタンク「電通総研」の一部機能の移管について、準備を進めます。「株式会社電通総研」への商号変更を始めとするこの一連の施策は、長期経営ビジョン「Vision 2030」の“ありたき姿”の実現に向けたリブランディング・リポジショニングが目的です。シンクタンク、コンサルティング、ITの3つを統合して、一新するブランドのもとで、お客さまや社会に対してさらに魅力的なサービスを提供してまいります。
引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
2023年8月
株式会社電通国際情報サービス
代表取締役社長

