コンサルタント1年生はバッターボックスに立ち続けて
夢と挑戦を実装する

Talk01.コンサルタントを目指したきっかけ&入社直前直後の生の声

「エンジニア時代の経験から、製造業全体の生産性向上を考えたいとキャリアチェンジ。入社後すぐに造船業のお客様の業務改革に従事しやりがいを感じています」

須山 聡大(電通総研 コンサルティング本部 ビジネスデザイン第二ユニット プロジェクトデザイン1部 シニアコンサルタント)
2023年6月、電通国際情報サービス(現:電通総研)入社。メーカーの設計開発領域の業務改革やPLMの支援に従事。

須山 これまで、自動車部品メーカーでエンジンの設計開発や、外資系メーカーで半導体製造装置の設計開発に従事していました。業務を進める中で、より生産性を高められる方法があるのではないかと感じることがあり、設計業務のあるべき姿について突き詰めて考えたい、と思ったのがコンサルタントへの興味のきっかけでした。転職活動中に出会った現在の部長の人柄と、面接の和やかな雰囲気に惹かれて入社を決めました。

増田 私は新卒でラベルやRFID、プリンターを製造するメーカーへ技術職として入社しました。生産管理や品質管理、商品開発といったものづくり側の業務を一通り経験し、やはりものづくりは面白いと思うと同時に、一工場や一企業を超えてより大きい範囲で日本のものづくりに携わりたいと思うようになりました。様々な会社の改革に関わることによって、ひいては日本の製造業を強くすることができる。日本のものづくりが好きだからこそ、製造業に強い当社へ入社しました。

河野 前職はベンチャー企業の人事担当をしており、常々やりがいを持って働く人を一人でも増やしたいと思っていました。社内の人事部だとその想いを届けられるのは、自社で働く人たちだけ。より多くの人に自分の想いや価値を提供し、社会的インパクトが大きな仕事をするにはコンサルタントしかないと考え製造業の人事コンサルティングに強みを持つ当社に入社しました。父が製造業で働いていて、働く姿を見て育ったので、日本のものづくりを支える父は私の憧れでした。製造業に強いコンサルタントへの道は、ある意味必然だったのかもしれません。

須山 私たちは違う業界・業種からのキャリアチェンジという点で共通していますね。入社前に多少の不安を抱えていたものの、コンサルタントの友人に実際の働き方や必要なスキルなどを聞いて、準備を進めていました。

増田 月並みですが、私もロジカルシンキングや文章の書き方が書かれた本を読んで入社に備えました。それ以上に取り組んだことは、自分がコンサルタントとして何を成し遂げたいのか、より解像度を上げて考えること。その想いを描いて入社したことが、入社後の仕事の軸になっていると感じています。

河野 私は製造業とは全く異なる業界から転職したので、電通総研のコンサルティング本部のお客様の多くを占める製造業の業界研究も行いました。取り扱うソリューションについても自分なりに調べましたね。その熱意は選考時に伝わったと思います。

増田 製造業出身者でも入ってみると分からないことばかりです。例えば、製造業でも扱う商材が違えば言葉や常識が大きく異なり、キャッチアップがとても難しいです。新人が最初にぶつかる壁は「用語の壁」ではないでしょうか。

河野 確かに製造業の用語は独特ですよね。勉強の日々です。

須山 私は製造業で設計開発に携わっていたので、設計開発用語は大丈夫でしたが、SCMの領域の用語の中には初めて耳にする言葉も多くありましたね。

増田 自分なりの解釈を持って分からないことを調べて咀嚼していく時間も成長につながります。

Talk02.1年目の仕事内容と学び

「お客様の“心が変わる瞬間”があるんです。その変化を感じた時が一番のやりがい」

増田 佳子(電通総研 コンサルティング本部 戦略コンサル第一ユニット ものづくり戦略部 コンサルタント)
2023年2月、ISIDビジネスコンサルティング(現:電通総研)入社。製造業のバリューチェーン横断型のグランドデザイン構築を主に、事業戦略や工場の将来構想策定に携わる。

須山 初めて携わったプロジェクトは、日本の造船会社の設計領域の業務改革。最初はお客様の業務や業界研究のため、議事録や資料の作成から担当し、徐々に担当領域を広げていきました。

増田 私は、機械メーカーの新市場を切り拓くための戦略立案プロジェクトで、インタビュー設計を担当。「コンサルタントの価値は会議で決まる」とよく言われますが、資料を作ることはもとより、何をどうお客様に伝えるかも、普段から意識しなければならないなと感じています。

河野 入社2カ月目に自動車OEMのプロセス改善を担当しました。最初はお客様が話している内容が理解できず議事録作成で精いっぱい。専門知識を学び、他部署の先輩方からも意見をもらい、半年後には資料作成からお客様へのご説明まで一気通貫でできるようになりました。最初は先輩に育成の工数を増やしてしまうかもしれませんが、少しずつ仕事を任せてもらいながらやり遂げていく過程は、自身の成長を感じられる期間でした。

須山 先輩の指摘事項を修正して資料作成から報告までやり遂げ、お客様に納得してもらえると達成感がありますよね。準備や勉強することもたくさんあり大変ですが、お客様に頼られたときはやりがいを感じます。

増田 プロジェクトを担当しているとお客様の「心が変わる瞬間」があるんです。その変化を感じた時が私の一番のやりがい。そのきっかけを作りたいと、納得感のある資料作りと伝え方を心がけています。

Talk03.電通総研、ここがGOOD!

「コンサルタント歴の浅いメンバーにも、バッターボックスに立つ機会をくれる会社です」

河野 円香(電通総研 コンサルティング本部 ビジネスデザイン第一ユニット コンサルティング一部 シニアコンサルタント)
2022年12月、アイティアイディ(現:電通総研)入社。製造業の開発プロセス構築を主に、新事業創出や人材育成、タレントマネジメント、ソリューション開発に携わる。

須山 成果を出せていればOKの社風なので、家族がいる方などは働きやすい環境が整っていると思います。ほぼテレワークですし、メンバーの中には夕方に一旦離席し、子どもを寝かしつけてから仕事を再開する人も。一人ひとりが自律して、制度を選択できる社風が気に入っています。

増田 確かにそうですね。働く場所と時間をコントロールできますし、自宅だけでなくサテライトオフィスの契約もあるので、お客様先からの移動時間も有効に使えますし、気分転換に行くことも。ただ、新人目線で考えると、テレワークばかりだとコミュニケーションが難しいと感じることもありますね。分からないことが何か分からない…という新人ならではの苦悩も、先輩たちが私たちのために出社してくれたり、チャットでいつでも聞いてと声をかけてくれたりするので、何でも話せて解消できています。

河野 分かります。私は毎週の1on1でのメンターとの雑談が仕事の助けにも、人生の学びにもなっています。たまにはアイスブレイクして美味しいお店のトークなどもしながら、何でも聞きやすい体制を整えてもらっています。

須山 他の特長としては、チャレンジさせてくれる環境だなとつくづく思います。私はまだ入社半年ですが、手を挙げたら業界全体を巻き込んだビッグプロジェクトに参加させてもらえました。

河野 バッターボックスに立つ機会をくれる会社だと感じます。私も社内の研究開発プロジェクトに手を挙げ主体的に関わっています。やりたいこと(Will)を起点に、できること(Can)を増やして、価値創造(Must)に貢献していきたいです。

増田 自分が動かなければ何も始まらないというのはそうですね。タスクをこなすだけでなく、期待値を超えて価値ある仕事を作り上げていくことが求められています。自分の頭で考え、いかに人を巻き込んでいくかがコンサルタントの仕事。今はまずチームのメンバーに戦力と思ってもらえるよう取り組む日々。試行錯誤の先に、お客様から指名されるようなコンサルタントになりたいですね。

須山 私もまだまだですが、目標はプロセス、ITを熟知したDXコンサルタント。まずは、自分の得意領域である設計開発領域のコンサルならお任せと言ってもらえるようになりたいです。

河野 私は働く人を幸せにしたいというコンサルタントを志したきっかけを忘れずに、今は努力あるのみです。みなさん、共に頑張りましょう!

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