デジタルエンジニアリングチェーン戦略コンサルティング

  • ものづくり
  • モデルベース開発・MBSE

サービス内容

業界を震撼させるイノベーションや、圧倒的スピードで業界を圧巻するグローバル企業。今、日本のものづくり企業を取り巻く環境の変化は破壊的なスピードで変化しています。一方日本では、旧態依然のすりあわせ設計の業務プロセスや図面文化が足かせとなり、

  • 「現地現物主義」を読み違えた「作ってから直すエンジニアリング」
  • 役割の細分化による「組織の壁」
  • 一昔前に構築したシステムに引っ張られる「非効率な業務」

など、古いやり方から脱却できず、競争力獲得の足かせとなっているのが現状です。

残酷ですが、新たな競争力獲得と向き合わない企業は、M&Aや事業撤退などの道を余儀なくされる現実があります。

そんな中我々は、価値を生む源流である「開発と生産技術」を、最先端のデジタル技術と業務変革コンサルティングでご支援し、多くの実績を上げています。

我々のご支援したお客様達は、エンジニアリングの手戻りを80%以上削減し、空いたリソース30%以上を新しい事業へ移管させたり、生産ラインの目標稼働率に達するまでのリードタイムを90%以上短縮するなど、内なる力を向上させ、次々と新しい競争力を獲得しています。

電通総研は、ISIDが磨いてきたシステムインテグレート力、ITIDが磨いてきた業務改革力、ISID-BCが磨いてきた戦略立案能力、それらをつなぎ1つの成果に導く改革推進能力で、お客様を確実な成功に導きます。

テーマ

  • デジタルエンジニアリング改革 企画構想・実行推進
  • 開発DX改革 企画構想・実行推進
  • MBSE・MBD推進支援
  • 生産技術DX改革 企画構想・実行推進
  • P-MBSE推進支援
  • 設計生産連携DX改革 企画構想・実行推進
  • 次世代PLM導入 企画構想・実行推進
  • 次世代BOM・BOP構想立案・実行推進

ユースケース

市場変化対応力の高いBOM構造立案・変更プロセス具体化

事業変化の大きいお客様のPLMを刷新するプロジェクト。需要変動や輸出規制・環境対応要求など、変化する事業環境に柔軟に対応することを目的とし、新PLMのあるべきBOM構造と変更管理プロセスを具体化し、RFP(Request for Proposal)として提出。顧客のツールベンダー選定を支援した。

Fit To Standardを目指すPLMシステム刷新

既存システム老朽化に伴いPLMを刷新するプロジェクト。開発投資を抑え込むFit To Standard(システムに業務を合わせる)の考え方を取り入れ、業務変化の具体化を行いメンバーと合意形成。現場展開をスムーズに展開していくための素地を構築し、新PLMシステム導入を成功に導いた。

DX改革構想の策定から成果獲得まで一気通貫での支援

3年で投資対効果3倍の成果を上げた大型プロジェクト。お客様は、現場の問題対応に工数を割いており、他社と差別化し価値ある製品を生む業務に時間をさけていなかった。無駄をなくし価値創造業務に工数をシフトすべく、現状分析から施策立案、改革実行まで一気通貫で支援し、価値創造業務への工数シフトを実現した

試作・試験業務のDX構想具体化支援

ビジネスモデル変革に向けたお客様のDX改革構想を、具体的な施策と実行可能な計画に落とし込むプロジェクト。属人的に実施されてきた試作・試験業務の効率化に向け、データの蓄積・活用までの企画構想を具体化し、RFPの作成、ベンダー選定、システム構築まで一気通貫にご支援。顧客業務のDXを実現した。

モデルベース生産準備プロセス構築支援

上位要求(KGI)の達成に向けた商品化プロセスが構築できておらず、製造不良の発生が慢性化していたお客様に対して、KGI達成に必要な現場KPIの定義および、プロセスのマイルストーン・タスク毎のKPI達成レベルの設定を支援し、KGIにマッチしたプロセスを構築した。

BOP構築・活用検討支援

製品開発LT短縮に向けた設計生産連携プロセスを実現するため、フロントローディング型TOBEプロセスの構想検討及び、BOP構造検討の支援を実施した。TOBEプロセス構想においては設計情報~製造情報を一元管理するBOPシステムの活用を図った。

フロントローディング型設計製造連携支援

製品開発プロセスの各進行段階におけるアウトプットをベースに、生産準備の評価項目と検討レベルを定義、顧客業務での実践、運用定着まで支援を実施した。

予測技術構築支援

部品加工の生産準備業務において、実測データとの相関分析と解析インプット情報の適正化により、高い予測技術を構築推進するため、システムズエンジニアリングを以下のステップで実行推進する支援を行った。
 ・現象のメカニズム整理
 ・実現象による確認
 ・実現象分析結果を活用し解析予測モデルの合わせこみ

データ蓄積・フィードバック促進支援

部品加工の工程設計における評価項目視点で取得しておきたい実測データの費目整理を実施し、その費目を元に収集のフォーマットや業務フローを整備した。この収集項目や業務フローをより強力に定着させるために、プロセス構築からIT化にまで踏み込み支援を行った。

評価自動化支援

部品加工の生産準備において、短期間に一定基準での評価を多数実行できるようにするため、評価項目の標準化と項目に対する評価検証、評価結果レポートの自動出力についてのコンサルティング支援を実施した。

関連ソリューション

スペシャルコンテンツ