grooowth2023/12/04(月) - 10:22 に投稿

コンサルティング本部 プラットフォーム戦略部 マネージャー
2022年入社
豊田 文吾

子どもたちによりよい未来を残すために

大手システムベンダーのシステムエンジニアを経て、IT系ベンチャー企業に転職。システム開発事業責任者を経験後、バックオフィス部門の執行役員に。2020年、ISIDインターテクノロジー(現:電通総研IT)に事業譲渡で転籍後、2021年からISIDビジネスコンサルティング(現:電通総研)の案件に従事し、2022年より現職。システム開発とバックオフィス業務の経験を生かして業種を問わずDX・働き方改革を支援しています。

バックオフィスからコンサルタントに

エンジニア、バックオフィス、コンサルタントと視点・視座の異なる職種に、必要とされるタイミングでチャレンジしてきました。どの仕事でも大事なのは、相手の立場「を」考えるだけではなく、相手の立場「で」も考えること。クライアントに寄り添い、人とのご縁や当事者意識を大切にしながら、現状や課題発見につながる話を引き出すことを心がけています。
例えば、バックオフィス部門の人材育成を支援した際には作業プロセスを可視化することで、手作業で非効率なExcel作業に課題を発見し、自動化スキルを獲得する支援により作業時間を大幅に削減しました。ITとバックオフィスの経験を活かして、企業全体の既存システムを棚卸ししてあるべき姿を描く仕事も少なくありません。日本企業はまだまだ手作業や紙ベースで仕事をしていることが多いため、業務を再定義することで従業員の働きやすさが大きく向上します。お客様が漠然と困っていることから経営課題を見つけ、複数の選択肢をご提案し解決に導くことで、少しでもお役に立てれば良いですね。

まだ気付いていない価値を見つける。難しいけれどやりがいを感じて

コンサルタントの仕事の面白さは、お客様自身が気付いていない価値を見つけること。そのためには企業変革のマイルストーンを設定し、人と組織自体に変革意識を持ってもらうことがポイントです。「確かにそうだ」と納得してもらえるとやりがいを感じます。
私の年齢では珍しいと思うのですが、小学校4年生のころから自宅のPCでプログラミングを始め、中学生の頃にはコンピューターでできること・できないことを理解していました。ですからITは生活の一部。「ITを活用して何かを作りたい、技術を習得したい」という考えから、年齢を重ねるごとに「生活をより便利に楽しくするためにITを活用する」考えへと変化してきました。その想いが私の仕事の礎となっているかもしれません。ITそのものではなく、クライアント企業の人と組織に貢献するためにITをどう活用できるか——。それが自身の強みを活かした仕事だと捉えています。例えばコンピューターに慣れない人のためにちょっと気が利く仕組みを考えたり、現場の人材育成に力を入れたり。これまでの出会いやご縁のすべてを生かせるのがコンサルティングの魅力であり、ユニークなところ。当社ではさまざまなバックグラウンドを持つ魅力ある社員が、個々の裁量で自由度高く、考え抜いて仕事をしているので、学びを深める機会が多くあります。

子どもたちの未来を考えて、社会の仕組み自体を変えていきたい

現在、高校生、小学生、園児の3人を子育て中です。以前は、共働きで育児と仕事を両立させるために、妻には時短勤務を選択してもらっていました。また、子どもが体調を崩した時や予防接種のたびに、どちらかが休まないといけないシーンも多かったです。そのような状況が、現職でリモートワークになってからガラっと変わりました。保育園の送り迎えや昼食・夕食作りは主に私が担当しますし、通勤時間が無いので生産性も高まりました。一点気を付けているのは、家にいるがゆえに “家事をしながら”お昼休憩を取ることが多くなってしまうので、1時間しっかり休んで効率良く働くようにしています。
ご家族を抱えての転職に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、電通総研にはあなたの経験を生かせて子育ても両立できる環境が整っています。日本の産業を支える仕事を通して、子どもたちにより良い未来を残す。コンサルタントの仕事が少しでも身近に感じてもらえれば嬉しいです。

自身の仕事を一言で

「人と組織を動かす仕事」
見て、聞いて、分析して、考えを伝えながら、人と組織をマネジメントする仕事です。直接人と関わる仕事の面白さと、ロジカルに分析する冷静さの両軸で、新しい価値やきっかけを生み出すワクワクを探しましょう。

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