tamura.shiori2023/12/21(木) - 14:33 に投稿

コンサルティング本部 コンサルティング4部 シニアコンサルタント
2021年入社
髙橋 季大

新たな学び、気づき、チャレンジが世の中を動かす原動力になる

自動車メーカーで車のシート設計に従事していました。もともと“ものづくり”が好きで設計は肌に合っていると感じていましたが、100年に一度といわれる大変革を迎えた自動車業界で、より広い視野で業界全体の改革に従事したいとコンサルタントへのキャリアチェンジを決意。新たにまちづくり領域にも取り組み、企業から自治体まで幅広いステークホルダーにとっての新しい価値を創造できることに喜びとやりがいを感じています。

変革期の自動車業界にコンサルタントとして関わる決意

ここ数年、自動車業界は「100年に一度の大変革期」といわれ、電動化やデジタル化への対応が不可欠となる中、開発現場にも変革が強く求められています。製品がより高度で複雑になる一方、開発スピードの短縮やプロセスの効率化、品質管理の強化は急務となっています。これは自動車業界に限ったことではなく、多くの製造業が抱えている課題です。
私は前職の自動車メーカーで設計を担当し、この危機感を肌で感じていました。そのような状況の中で、開発現場で培った知識や経験を生かしながら、新たなスキルを習得し、自動車業界をはじめとする多くの企業の課題解決に貢献したいと考え、コンサルタントへのキャリアチェンジを決意しました。
産業変化や社会課題の多様化が急速に進むなかで、日本の製造業はさまざまな変革を求められています。コンサルタントとして品質不具合の未然防止や開発プロセスの最適化といった現場に寄り添った課題解決はもちろん、組織の抜本的な構造改革やイノベーションの創出に貢献できればと考えています。

まちづくりという新しい領域にチャレンジ

前職の経験を生かして自動車関連企業の開発プロセスの改善などに携わっていますが、その他に最近注力しているのは、自治体のまちづくり支援です。
ある地方都市では、市内の人口減少と地域産業の衰退の問題を抱えていました。市外へ就職を希望する若者の人口流出が要因のひとつです。問題解決に向けて、自治体担当者をはじめ地元企業や地域の方々へのヒアリングをもとに課題を整理し、対応施策と実行計画を策定。企業誘致による若者の雇用創出や、誘致する企業と地元企業とのイノベーション創出を提案し、現在は具体的な施策の実行が進められています。
その他にも、ある県の脱炭素に関するプロジェクトを推進しています。県内の中小企業におけるCO2排出量の可視化や削減施策の検討など、企業と自治体をつなぐ役目も担っています。
まちづくりのプロジェクトは、日々悩みながらも、新たな学びと発見の連続です。地方や都市部のまちづくり支援を行う一方で、自分自身が住んでいる地域の自治体の取り組みやその恩恵については、これまで意識してこなかったと改めて気づかされることも。また、電通グループの知見を生かしたブランディングの提案や目的に応じたITツールの導入など、さまざまな手法を用いた持続可能なまちづくりの支援を通じて、自らも成長できることに喜びを感じています。この経験を生かして新しい自治体向けソリューションも開発したいですね。

未経験でも自ら手を挙げてチャレンジする

私はコロナ禍の外出自粛期間に転職しました。当時まだ不慣れだったテレワークでの業務に困惑することもありましたが、現在は、働く場所・時間を自由に決められるので、オフィス以外にも自宅やサテライトオフィスを活用し、生産性高く働けています。

未経験での転職でしたが、入社前に抱いていたコンサルタントへのイメージとは異なる部分もありました。
先入観でコンサルタントの職場は殺伐とした雰囲気のイメージを抱いていましたが、実際は互いの意見に耳を傾け尊重し合いながら仕事に取り組んでいます。また、トップダウンで指示が下りてくるのではなく、ボトムアップでメンバー自らが常に新しいことに挑戦していける社風で、とても働きがいを感じられる環境です。実はまちづくりのプロジェクトも自ら手を挙げて参画しました。未経験の業務にも積極的にチャレンジすることが可能です。
時代の流れと共に企業や社会に求められるニーズは急速に変化しています。そうした時流をとらえ、直面する問題だけでなく潜在的な課題を見出し解決していけるコンサルタントを目指してこれからも頑張っていきたいですね。

当社の魅力を一言で

「新しい挑戦の先に新しい価値をつくる」
企業や自治体における仕組み作りから、課題解決のためのソリューション開発まで、これまでにない価値を創造するために挑戦できる場所、それがここ電通総研です。

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