tamura.shiori2023/12/06(水) - 15:39 に投稿

コンサルティング本部 コンサルティング1部 マネージャー
2017年入社
南 貴紘

開発支援から新たな産業の仕組み作りまで自分次第で可能性は∞

自動車メーカーのEV設計者としてキャリアを積む中で、より広い視野で設計領域のコンサルティング業務に携わりたいと転職を決意。製造業の設計業務コンサルティングをはじめソリューションの研究開発や国家プロジェクトへの参画、更にはお客様向けに研修講師を務めることも。新たな挑戦の連続と、お客様の期待を超えるベストプラクティスを生み出すことに醍醐味を感じています。

ものづくりとプロジェクト支援で課題解決を推進

自動車のEV設計エンジニアとしての実務経験を積み、パワートレーン開発全体を推進する立場になった時、より良いものづくりのためには設計や開発業務の改革が必要だと感じてキャリアチェンジしました。
初めは自動車業界の構想設計領域のコンサルティングに従事していましたが、現在は航空宇宙、精密機械、電機など領域を問わず対応しています。特に現在は、お客様の製品開発にMBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)のアプローチ手法を浸透させるプロジェクトに従事することが多いです。MBSEの考え方はものづくりだけでなく、様々なプロジェクトに展開することが可能なため、当社では製造業はもとより、自治体の活性化などにも展開しています。MBSEのソリューション開発リーダーからプリセールス、コンサルティングまでを担当し、時には研修講師としてお客様にお話する機会もあります。
我々は、単に戦略を立案して支援するだけでなく、課題や新しい技術に適したソリューションを開発することもあり、それをコンサルティングに適用することまで対応可能です。この世にない仕組みを開発する面白味もあり、お客様からの反応をダイレクトに実感できるのもやりがいの一つです。ソリューション開発とお客様のプロジェクト支援の両方を通して、業界にポジティブな影響を与えられる仕事だと感じています。

次世代空モビリティのルールメイキングで未来のビジネスモデルを作る

現在、次世代空モビリティ(ドローンや空飛ぶクルマなど)の利用可能性が広がる中で、国家プロジェクトとして認証取得に関するガイドライン策定に携わっています。次世代空モビリティの業界は、新しいビジネスモデルの創出や社会的課題の解決に向けて非常に大きな期待が寄せられており、私はソフトウエア領域の主査として参画し、有識者との議論をリードする立場です。
最大のやりがいは、新しい技術が社会に適応する過程に直接関われること。ドローン開発に携わる技術者はベンチャーや中小企業も多く、彼らのものづくりを日本の新しい産業として発展させる土壌作りはとても重要です。この先、コンサルタントとして空モビリティがもたらす経済的・社会的利益を最大化させる未来のビジネスモデルを作るサポートができたら良いですね。電通総研になり、社会の仕組みを創造したり、他社や大学などと共同で新しいものづくりに参加したり、コンサルティングの幅はますます広がっていくことでしょう。

社内外問わず積極的に動くことで思ってもみなかった可能性が拓ける

コンサルタントとして大切だと考えていることは、一つ目は、業務の全体像を把握し、お客様の課題に深く寄り添い解決策を見出すことです。二つ目は、自らの強みを磨き、専門性を高めること。そうすることで、社内・業界内で個人としてのブランドを築くことができると思います。
コンサルタントは、常に進化する市場と技術にアンテナを張り巡らせる必要があります。例えば、新しいメソドロジーやテクノロジーを駆使してお客様に新たな価値を提供することも求められます。即ち、お客様の未来を一緒に創り上げる能動的な姿勢が求められます。自立的に動き、共に学び合いながら成長できる、そんな環境で一緒に働ける仲間を求めています。
入社前、私は仕事で航空宇宙領域や、ドローンに深く関わることまで予想していませんでしたが、自分次第では想像を超える可能性に出会える環境が当社にはあります。

自身の仕事を一言で

「伴走力と完遂力」
企画書や報告資料を出して終わりではなく、お客様に寄り添い伴走しながら、解けない課題があれば仕組みまで作るぐらいの気持ちで「最後までやり遂げる」ところまで携わることができます。

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