grooowth2023/12/04(月) - 14:19 に投稿

コンサルティング本部 ウェルラボ マネージャー
2016年入社
小柳 友美

人の幸せに直結するコンサルティング・研究開発に身を投じて

コンサルティングファームから別業界を経験した後、ファーム時代の元同僚より現職を紹介され、先見性のあるテーマや先進技術を扱う仕事に魅力を感じて入社。「感性設計・パーソナライズ(Well-being)領域」のコンサルタントとして、またソリューション開発メンバーとして、業務領域を広げて活動しています。

大学の専攻やコンサルティングファームでの経験を生かしプロジェクトを推進

大学では法律を学びました。現在の組織では、理系出身者、製造業の技術畑出身者が多く、異色の存在です(笑)。ですが、業務の中で、制度や法律を踏まえる必要があるケースもあり、大学で学んだことがコンサルタントとして役立つ機会もたくさんあります。新卒で入社したコンサルティングファームでロジカルに物事を考える基礎力を身に付けたことも、現在の仕事の土台になっています。
入社当初から継続して従事しているのが「人の感性」に関するプロジェクト。企業が狙った感性に合ったモノ・コト作りが行えるよう支援しています。例えば、「快適な」自動車の企画・開発を支援するプロジェクトでは、「乗車時に感じる快適とは何か」を仮説設定し、先行研究などの調査、実験をし、仮説検証を行います。仮説検証には、生体データ計測機器、VR、ドライビングシミュレーター、AIなど、さまざまなデジタル技術を用います。

人の感じ方には答えがない
だからこそ面白い

実は先見性のある研究テーマに携われることが、入社を決めた大きな理由でした。企業の課題解決がコンサルタントの主な仕事ですが、先進的なテーマのお仕事も多く、新鮮な日々を過ごせています。ただ、人の感じ方には、答えがありません。それを構造化や数値化することで、答えに近いものをお客様と探していくのが私たちの仕事です。さまざまな観点から考え、探索を諦めない「知的好奇心」が大切な仕事だと実感しています。
私は未知のことに挑戦するのが好きなので、性別、年齢、経験などに関係なく、興味のある分野にチャレンジできるのが、当社の一番の魅力だと感じています。自らの挑戦がきっかけでお客様の製品・サービス開発に貢献し、ユーザーの幸せ、Well-beingに何かしらつながっていければ嬉しいですね。

人の幸せに寄与するための研究開発もコンサルタントとして働く醍醐味

電通総研になり、より現在の仕事の幅広さを生かせるのではないかと期待しています。2023年7月には電通との共同開発で、生活者の属性や性格、価値観からアルゴリズムで健康意識や行動を予測するソリューション「actibit(アクティビット)」をリリースしました。電通が15年に渡って実施してきた1万人のウェルネス調査データを活用したのですが、今後当社にシンクタンク機能が加わることで、より調査に深みが増していくと思います。企業価値を高めるために、生活者の暮らしや想いを大切にし、テクノロジーを駆使して新しい体験を生み出していけるのは、まさに電通グループならではですね。
感性設計・パーソナライズ(Well-being)領域のコンサルティング支援は、企画・研究段階での支援が多く、実際に製品・サービスになり日の目を見るまで5年、10年とかかり、なかなか成果の実感を得ることはできません。けれど、未来のお客様や社会そのものの暮らしを変える可能性を秘めています。コンサルティングや製造業などの枠を越えて、人々の幸せと直結する―。この仕事について良かったと心から思えます。

自身の仕事を一言で

「幸せのきっかけを作る」
さまざまなプロフェッショナルな方々とイノベーションしながら、人の気持ちや暮らしを良くするサービスを生み出すきっかけが、コンサルタントであればいいなと思います。

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