grooowth2023/12/04(月) - 05:26 に投稿

コンサルティング本部 プロジェクトデザイン2部 マネージャー
2018年入社
古賀 光一郎

何者でもないから、考え抜いたスタイルがある

メーカーでのエンジニア経験を経て、現在は製造業の事業改革支援に従事。PMとしての苦悩と成功を味わいながら、5年間で仕事の仕方の幅を広げてきました。製造業への熱意は人一倍。経営層と現場の橋渡しができるよう柔軟なコミュニケーションを大切にしています。

ITの知識を駆使して
ソフトとハードで支えていく

主に製造業の事業や業務の改革支援を行っています。工場をまるごと企画構想するというプロジェクトもありますね。そのようなご支援の際に、コンサルタントの大切な役割は、ソリューションを入れる前の青写真を描くことだと思っています。その構想を皆さんに共有していくために意識しているのは、上層部と現場のギャップを埋めていく「通訳」のような役割を担うこと。そうすることで、同じ価値観を共有してもらいやすい土壌を作っていけますし、思ってもみなかった意見も聞け、両者の間を取り持つきっかけになることもあります。製造業出身というバックグラウンドを生かして、同じ言語で話すことを心がけています。
また当社はシステム開発部門との距離が近く、課題に対して提案できるアイデアが豊富にあります。ITをただツールとして導入するのではなく、社内で使う皆さんが手の内化して新たな価値を生み出せるよう、現場でのきめ細やかな技術的支援も欠かしません。ITの知識を駆使しながら、ソフトとハードの両面で支えていく。それが電通総研のコンサルタントの強みの一つです。

悔しさを経て考え抜いたから今がある

入社して5年間、案件に恵まれていたと思います。日本を代表する製造業のお客様と一緒に仕事をすることができました。その中でターニングポイントになったのが、入社して2年目のこと。初めてPMとしてグランドデザインを描くところから担当したプロジェクトがありました。当社からだけではなく、外部のコンサルタントも複数参加していたのですが、うまくチームをリードすることができず、非常に悔しい経験をしました。その経験から、思考力や課題解決力だけではなく、EQ(こころの知能指数)を大事にしてチームを導けるPMになろうと切り替えました。分かりやすい目標設定や、話しやすく仕事をしやすい場の雰囲気を整えることで、徐々に個性的な面々からも頼ってもらえるようになりました。それがお客様にも伝わり、困っているけれど誰とタッグを組んでどう解決していいか分からないという事業化前のシーンで、ご相談をいただき契約が成立したこともあります。お客様からもチームメンバーからも話しかけてもらいやすい“庶民派の対応”で裁量の大きな仕事をできることが、私の強みだと自負しています。

コミュニケーション力と思考力を磨いて、人や技術をつなぐ総合プロデューサーに

最近改めて大事にしているのは「自分が平凡な人間である」ということを忘れないこと。もしこれからコンサルタントを目指す人で自分は平凡だから…と心配している方がいれば、それこそが強みになると伝えたいです。私自身、平凡だからこそ、「成果を出せるメソッドを仕組み化する」「相手の立場になって、伝わりやすいコミュニケーションを心掛ける」「人一倍深く思考する」ことを意識しています。
例えば、コミュニケーション一つ取っても、理系でエンジニア出身の私みたいな人は理論立てて話すことに終始しがちです。そこに、ちょっとした挨拶やオンラインミーティングでのアイスブレイクなど、場の空気を温められるようなコミュニケーションスタイルを常に心がけています。
当社には、人一倍の努力・柔らかいコミュニケーションで居心地がよく尊敬できるコンサルタントがたくさん在籍しています。これから先、ITの進展もさらに加速するでしょう。普段からアンテナを張り、思考を深くしておくことで、それらのツールを駆使することができると思うのです。コンサルタントにはさまざまなところから技術や人を集め、総合プロデューサーのように立ち回るスキルが必要なのかもしれません。いつでも柔軟に対応できるよう、より一層コミュニケーション力と思考力を磨いていきたいですね。

自身の仕事を一言で

「自由に動いて結果を出す」
限りなく自由なワークバランスを実現できるのに、結果に貪欲なプロフェッショナル集団です。

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