tamura.shiori2023/12/20(水) - 20:34 に投稿

コンサルティング本部 プラットフォーム戦略部 コンサルタント
2022年入社
鄭 映珍

One of themではなく自分自身が価値そのものでありたい

RPAの導入や業務プロセスの改革を通して、顧客のDX化を担う会社から一転、製造業を主としたIT戦略の策定やシステム化計画・実行管理等のコンサルティングに携わっています。正解が一つではないコンサルタントの仕事にやりがいと難しさを感じながらも良き仲間に恵まれ、今年からはIT領域に加え、顧客の新規事業構想を担うコンサルタントとして新たなる一歩を踏み出します。

オンもオフも全力投球
イキイキと働ける環境

前職ではシステム導入コンサルタントとして中小企業を中心にDX化を支援していました。やりがいのある仕事でしたが、自社で取り扱うシステムでは解決できない課題に直面した際、システムありきの課題解決になってしまっていることに問題意識を感じ、商材ありきの課題解決ではなく、様々な選択肢の中から顧客の課題を解決できる存在になりたいと思い転職しました。
入社の決め手はOne of themではなく、一人ひとりが高い能力と裁量を持って戦略構想から、戦略実行・管理に至るまで一気通貫で、幅広い領域に関われることです。入社後、イキイキと働いている先輩社員が大勢いて驚きました。古い慣習などは皆無で上下関係がなくフラットであり、声を挙げればさまざまなチャンスを掴めるような環境です。また、一緒に働くメンバーは、人あたりの良さも兼ね備え、忖度なく何でも相談しやすい雰囲気があります。年次を問わず朝まで居酒屋で語り合ったり、プライベートで一緒に出かけたり…仕事だけでなく人生を共に過ごす仲間ができました。

グローバル展開する企業に
あるべき姿を示す難しさ

入社以降、IT戦略やITガバナンス策定など、企業価値向上に貢献する業務を担当してきました。これまで携わったお客様は、グローバルに展開する大手製造業が多く、海外と日本のIT戦略の乖離、本部と現地拠点の情報共有の不足など、さまざまな課題を抱えていました。私たちは、グローバルな視点でITシステムの統一や効率化を進める方向性を明らかにし、組織変革や業務選択肢を提示しています。私たちの支援そのものが顧客に大きなインパクトを与えることとなるので、大きな責任とやりがいを感じることができます。
コンサルタントの仕事は、正解が用意されているわけではありません。過去に同じテーマで取り組んだ経験や知識、WEBや書籍でのリサーチだけでは不十分です。仮説を立て、チームで議論することで一つの解を突き詰めていきます。日々、さまざまなステークホルダーから、フィードバックを受けて、改善して…というサイクルを繰り返す日々。議論が煮詰まることもありますが、とにかく考え抜くことが大切です。自身の考えやスキルも日々アップデートする必要があり、日々成長が求められ、また成長を実感できるところがコンサルタントという仕事の大きな魅力だと感じます。

学びと成長を自分の糧に前進あるのみ

ITはかつて業務効率化の手段の一つでしたが、近年は企業戦略や事業戦略と切り離して考えるものではなくなり、企業価値の向上を具現化するための重要なファクターとなっています。外資系企業が圧倒的な存在感を放っている中で、国内企業が世界と戦うためには、ITガバナンスのあるべき姿、例えばITの体制はどのように敷くべきか、IT予算はどう編成すべきか、ITアーキテクチャーをどのように描くべきか等、それぞれがどうあるべきなのかを考え、現状とギャップがあるのであれば、是正していく必要があります。私はこうしたITガバナンスに課題を持つ企業へのコンサルティング活動を通じて、国内企業の国際競争力向上の一助となりたいと考えています。

一方で、これまで経営層の方々と視点を合わせて課題に直面する際、知見不足を感じることもありました。経営視点も加えてコンサルティングサービスの価値を高めるため、今春から大学院に通いMBA(経営学修士)を取得予定です。学びながら働くことを応援してくれるのも当社の魅力ですね。また、社内には資格取得に必要な受験費・教材費の補助制度や、充実した研修のラインナップが存在し、自身の関心に合わせて選択・受講することが可能です。加えて、社内の有志勉強会では自身で定義した「ありたきコンサルタント像」実現に向けてスキルを磨く機会があります。週一回集まり、論理的思考力、各種フレームワーク、ドキュメンテーション、ファシリテーションなどを鍛える学習内容を企画して、仲間と一緒にスキルを向上させることができます。

たくさんの夢を持った仲間がいる電通総研ならば、現状への危機感と希望を持って日本の経済発展のため、そして自分の夢のために歩んでいけると感じています。

自身の仕事を一言で

「顧客の事業革新パートナー」
私たちは一人ひとりが顧客の顕在課題に留まらず潜在課題を掘り起こして解決し、顧客のビジネスを次世代に導く変革者です。電通総研は、顧客が取るべき戦略を見極め、それに必要な施策に対する圧倒的な提案力と、課題解決のためのプロジェクト推進力を有している国内随一の事業革新パートナーだと感じます。

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