grooowth2023/12/04(月) - 04:27 に投稿

コンサルティング本部 バリューチェーン戦略部 マネージャー
2019年入社
力 俊太郎

バリューチェーン全体でお客様のことを考え抜く
その結果、自分も成長し続けられる

1社目はシステム導入、2社目は業務改善コンサルティング、そして3社目が現職です。電通総研では、ものづくりの設計・開発領域に関わり、プロジェクト前のお客様の課題を整理するフェーズを担当しています。営業と共に提案に同行する機会も多く、プロジェクトの最初から最後まで伴走できる面白さを実感しています。

中学生の頃からコンサルタントを目指して

コンサルタントだった父は仕事人間。私とのコミュニケーションは仕事の話ばかりでした。そのせいか、中学生ぐらいから自然とコンサルタントになりたいと思っていました。コンサルタントは「会話」と「思考」を駆使する仕事。つまり、日常生活における会話と思考を活用して仕事をし、コンサルティングで得た知見を暮らしにも還元できる。そして再び仕事に生かして、お客様に提供する。生きているだけでPDCAサイクルを回せる気がするんです。とてもコスパが良いなと、中学生ながら考えていました。その思いは今でも変わっていません。
現在は製造業の設計・開発領域のコンサルティング案件のPMとして、バリューチェーン全体の戦略構想を担っています。日本有数の企業の方と対等に話し、自分が成長しながら、製造業を強くするきっかけになれる。こんなにやりがいのある仕事はありません。当社はバリューチェーン全体、事業全体のコンサルティングをできるサービスメニューがそろっていることが強み。その分一人ひとりの技量が非常に高いのも特長です。

他メンバーの経験も自らのスキルやノウハウに変える

案件化する前の段階から営業と一緒に設計・開発の問題意識を聴き取りして提案することも。「DXやりたいけど何から始めれば良い?」という粒度のお話も多く、製品やビジネスモデルをお伺いして、我々のケイパビリティーや事例をお伝えしています。提案時に私が大事にしているのが、社内の他メンバーの事例も吸収し、代表して自分の経験のようにリアリティーを持ってお伝えすること。私一人が経験できることは限られています。けれどそれが100人分になれば、その中からお客様を惹きつけるものや本当に困っていることを引き出すきっかけになるかもしれない。これは大事なコンサルティングスキルだと思っています。そのため、チームや部署を越えて人とコミュニケーションを積極的にとることを大切にしています。自分の引き出しを増やしていくイメージですね。

お客さんの100倍考え抜く

コンサルタントは、考え抜く仕事です。お客様のことをお客様の100倍考える仕事だと思います。一方で、コンサルタントの存在は必要悪だと思っていて、それは私の中では非常に大事なこと。お客様の代わりにやってあげるのではなく、一緒にやって手段を知ってもらうコンサルティングでなければならないと思っています。我々がいなくなっても改革が進む土壌を作り、それが製造業の発展に通じるのがベストプラクティスです。
当社では「やりたいことがある人」を求めています。私個人としては「成長したいと思っている人」に来てもらいたいですね。コンサルタントは自分が商品です。商品価値を上げ続けるためには、もっと成長したいという意欲が必要。その思いは、日常生活にも影響を与えてくれるはず。今後当社は、お客様企業や地域を巻き込みながら、社会課題を解決していくフェーズに踏み込んでいきます。企業・社会に対して、自分の意思・意欲をもって考え抜く、という環境を提供できる会社だと強く感じています。

自身の仕事を一言で

「考え抜くことで貢献できる仕事」
真面目に言えばそうですが、不真面目にいえばお客様を支援する中で、貢献しながらも自己成長できるという意味で「世界一コスパの良い仕事」です。

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