開発プロセス

開発を成功に導くための基本的な考え方や進め方をまとめたもの。エース級の社員や先進的取り組みをしている企業の開発の進め方を参考に「ムダ」のない開発プロセスを定義し運用することで、組織全体として開発効率を向上させることができる。
開発プロセスを定義する際に重要になることはその定義粒度である。定義粒度が粗すぎてしまうと万人にとって当たり前のものとなってしまい大きな効果を発揮しない。その一方で、定義粒度が細か過ぎてしまうとその後の管理が困難となり形骸化してしまう。
電通総研がプロセス定義を支援する際には、問題を事前に把握し、製品特性や組織スキルを加味した上で最適な粒度になることを心がけている。

また、定義した開発プロセスをより良くするためにPDCAサイクルにより日々改善を繰り返していくことも重要である。電通総研では定義した開発プロセスをよりよくしていくために、ガイドラインの作成やプロセスの運用を支援する組織"PIT(Process Innovation Teamの略)"の構築支援も実施している。

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