タレントマネジメントコンサルティング

人事業務の採用・配置・育成・評価・報酬・後継者管理といった個々のプロセスは、これまでも滞りなく実施されていますが、人事部員個人の勘と経験を基に行われることが少なくありませんでした。しかしながら、グローバル化や人材獲得競争の激化等、人事部門を取り巻く環境も変化しており、人材管理も変化を求められています。
これからの人事部門は経営の一翼を担う存在として、 経営戦略の遂行に向けて、これまで以上に高いレベルでの人の管理、すなわち『タレントマネジメント』と、それを効果的にサポートするITシステムの活用が求められています。

本サービスは、制度・業務・システムに精通したコンサルタントが効果的なタレントマネジメントの導入に向けた一連の取り組みを支援します。

サービス内容

  1. タレントマネジメントの目的の明確化

    • 経営戦略とタレントマネジメントの取り組み目的をリンク
    • ロードマップ策定

    タレントマネジメントにおけるデータ利用

    • 各ポジションに必要な人材要件を定義
    • 人材要件に紐付ける分析のための指標を選定
    • 分析に必要な人材データの有無を整理・収集
    • 収集した人材データの分析

    タレントマネジメントのための体制作り

    • タレントマネジメント実現のためのPDCAサイクル構築
    • タレントマネジメント推進のためのHR部門の見直し
    • 効果的なタレントマネジメントに向けたシステム構築
  2. 具体的な施策へ展開

    • 次世代リーダー選抜
    • 研修体系構築
    • 採用基準策定
    • 早期退職・メンタル対策 等

電通総研のタレントマネジメントコンサルティングのポイント

  • 1.
    中期経営計画の実現及び予測のつきにくい将来に必要とされる人材像を明確にしていきます。
  • 2.
    人材像(人材要件)を具体化するために、分析のためのデータや指標との紐付けのプロセスを明確にします。
  • 3.
    一連のプロセスが貴社の中で定着するのに必要な体制を明確にします。

各ステークホルダーへのインタビューによる課題形成だけでなく、人事の基軸である組織・人事制度も定量的に分析した上で課題形成を行います。
これにより、これまでのKKD(勘、経験、度胸)による意思決定ではなく、事実に基づく意思決定(Evidence-Based Management)を可能とします。