金融機関向けコラボレーションプラットフォーム「Symphony」に「因果チェーン検索サービス」をリリース
- お知らせ
ISIDは、Symphonyが提供するアプリケーションマーケット上に、東京大学大学院工学系研究科和泉研究室が公開する、決算短信テキストより抽出した因果情報から因果チェーン※を検索する「因果チェーン検索サービス」を1月22日にリリースしました。
Symphonyは、統合型メッセージング、ファイル共有機能、オーディオ・ビデオ会議、画面共有およびワークフローを自動化するアプリ・ボット機能等を備えた金融機関向けクラウド型コミュニケーション・プラットフォームです。Symphonyユーザーであれば、マーケットからアプリを選択し、個々人のSymphony画面上に登録することが可能です。
本アプリは、入力したキーワード(イベント)から、株価への影響や商品の売り上げ、雇用や貿易等の経済的な波及効果を推論することができ、ユーザーの金融市場の動向理解に貢献するものです。
ISIDは、本アプリのリリースにより、Symphonyを利用する国内外の金融機関関係者の利便性向上を図ると共に、Symphonyの利用促進を支援します。
「Symphony」について
Symphonyは、統合型メッセージング、ファイル共有機能、オーディオ・ビデオ会議、画面共有およびワークフローを自動化するアプリ・ボット機能等を備えた金融機関向けクラウド型コミュニケーション・プラットフォームです。金融機関が必要とする高水準のセキュリティをはじめ、高生産性を実現するコラボレーション機能やイノベーティブなUXが高く評価され、世界の大手金融機関をはじめ400社以上の企業が採用、ユーザーライセンス数は470,000人を超えています。Symphony上でやりとりされたチャットデータは暗号化された状態でクラウド環境に、鍵はオンプレミス環境に保持できる仕組みを有しており、万が一データが流出しても情報を読み取ることができないため、情報漏えいリスクを最小化できます。またチャットや添付ファイルの送信履歴は全てオンプレミス環境に保管され、監査対応に活用することが可能です。社内だけではなく社外、特に顧客との秘匿性の高い情報共有において、電話・メール等の手段に代わるコミュニケーションとして活用が見込まれています。
- ※ 因果チェーン:決算短信のテキストデータを解析し、企業間の業績に関する因果関係を紐づけたネットワーク情報。
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