ISID、みずほ証券の顧客コミュニケーション革新に向け「Symphony」本格導入を支援
~暗号鍵管理をオンプレミスで実装、セキュアなチームコラボレーション環境を構築~

2020年01月29日

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株式会社電通国際情報サービス

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下ISID)はこのほど、みずほ証券株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:飯田 浩一、以下みずほ証券)の顧客コミュニケーション革新に向け、米Symphony Communication Services, LLC(以下Symphony)が開発・提供する金融機関向けコラボレーションプラットフォーム「Symphony」の本格導入を支援したことをお知らせします。

「Symphony」は、統合メッセージングやファイル共有等の機能を備えたコラボレーションプラットフォームで、これまでのビジネスチャットツールにはない高水準なセキュリティが特徴です。今般の導入にあたりISIDは、暗号鍵管理や履歴収集機能のオンプレミス環境への実装を担い、「Symphony」の有する独自の暗号化技術(特許取得済み)を最大限に生かしたセキュアなチームコラボレーション環境の構築を実現しました。

導入の背景

「Symphony」は、2014年に世界の大手金融機関15社の共同出資により設立されたSymphonyが開発・提供するコラボレーションプラットフォームです。欧米の金融業界ではすでにコラボレーションのデファクトスタンダードになりつつあります。今後国内でのコミュニティ拡大が見込まれる中、みずほ証券は、国内外の取引先とのセキュアで生産性の高いコミュニケーション環境構築が不可欠との考えからいち早く採用を決定し、本格活用に向けた導入支援パートナーとして、Symphonyと戦略的パートナー契約を交わしたISIDを選定しました。

Symphonyの暗号化技術とみずほ証券における導入

「Symphony」の最大の特徴は独自の暗号化技術にあり、暗号鍵管理機能等のオンプレミス環境への実装は、その堅牢なセキュリティを最大限に生かした導入方法です。しかしその実現には、「Symphony」の機能を熟知した上で、企業ごとのサーバー構成やネットワーク環境等に応じた設定や検証を行える専門的知見が不可欠であり、まだ実装例の少ない国内では十分なノウハウを備えた導入ベンダーが多くありません。ISIDは、Symphonyとの戦略的パートナー契約を通じ、自社内に独自の検証環境を有しており、Symphonyの技術チームとの密な連携の下、国内金融機関に必要とされる各種機能検証を実施しています。みずほ証券における本格導入に際しては、以下の環境構築を実現しました。

  • 1.暗号鍵の生成・管理機能をオンプレミス環境に実装することで、エンドツーエンドのセキュアな暗号化を実現し、情報漏洩リスクを最小化。
  • 2.チャットデータや添付ファイルの送信履歴を収集する機能をオンプレミス環境に実装し、監査対応を強化。
  • 3.みずほ証券内のアカウント管理システムと連携し、アカウントを一元化することで、利便性向上を実現。
  • 4.チャットボット機能を利用するために必要となる、暗号鍵との連携機能をオンプレミス環境に実装することで、将来的な業務自動化・効率化のための開発基盤を提供。
  • 5.広いネットワーク帯域を必要とする会議機能(ビデオ・音声・画面共有)を安定したオンプレミス環境に実装することで、利便性向上を実現。

みずほ証券エクイティ本部シニアエグゼクティブの今泉ライアン氏は次のように述べています。
「金融業界に求められる、高レベルのセキュアでフレキシブルなコミュニケーション/コラボレーションプラットフォームであるSymphonyを活用し、社内外のコミュニケーションやビジネス効率化を図るだけでなく、新たなビジネス機会の創出にも大いに活用できるものと期待しております」

ISIDは今後も、Symphonyの戦略パートナーとして金融機関における「Symphony」導入を支援し、金融機関のコミュニケーション革新に貢献してまいります。

「Symphony」について

「Symphony」は、統合型メッセージング、ファイル共有機能、オーディオ・ビデオ会議、画面共有およびワークフローを自動化するアプリ・ボット機能等を備えた金融機関向けクラウド型コミュニケーション・プラットフォームで、アマゾンウェブサービス(AWS)上でサービス提供しています。金融機関が必要とする高水準のセキュリティをはじめ、高生産性を実現するコラボレーション機能やイノベーティブなユーザーエクスペリエンスが高く評価され、世界の大手金融機関をはじめ400社以上の企業が採用、ユーザーは450,000人を超えています。「Symphony」上でやりとりされたチャットデータは暗号化された状態でクラウド環境に、鍵はオンプレミス環境に保持できる仕組みを有しており、万が一データが流出しても情報を読み取ることができないため、情報漏えいリスクを最小化できます。またチャットや添付ファイルの送信履歴は全てオンプレミス環境に保管され、監査対応に活用することが可能です。社内だけではなく社外、特に顧客との秘匿性の高い情報共有において、電話・メール等の不完全で非効率な手段に代わるコミュニケーションとして活用が見込まれています。

 

参考資料

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