Cross Talk対談

文系でSIerに入って本当に大丈夫?文系出身の技術者に本音を聞いた

ISIDでは学生時代の専攻に関係なく採用を行なっているため、文系出身の技術者も数多く在籍しています。とはいえ、「プログラミングの経験は全くないけど、大丈夫なのかな?」「周囲は理系の人ばかりで、文系出身の自分でも活躍できるのだろうか?」など、文系専攻から技術者を目指すことに不安を覚えている方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、文系出身でISIDに入社し、今は技術者として活躍している2人の先輩に、実際ISIDに入社してどう感じたのか、詳しく教えてもらいました。

  • 奥迫華子

    HCM事業部
  • 中島黎志

    エンタープライズIT事業部

文系から技術者を目指した理由

まずはお二人の現在の仕事内容について教えてください。

  • 中島
  • ローコード開発プラットフォーム「OutSystems」の技術支援や受託開発を担当しています。ローコード開発とは、プログラミング言語を用いてコーディングを最小限に抑えたアプリケーション開発を行う手法のこと。私が担当するプロジェクトでは、お客様がローコード開発を行う際に、技術的な支援をさせていただくケースと、私たちがOutSystemsでアプリ開発をして提供するケースの2つがあります。

  • 奥迫
  • 私は統合HCMシステム「POSITIVE」という自社製品の開発に携わっています。開発といっても、私は実際にプログラムを書くことは稀で、コーディングをお願いしている協力会社の方々と仕様やスケジュールの調整をするのがメインの仕事です。

二人は文系学部の出身とのことですが、なぜIT業界、中でもSIerを目指そうと思ったのですか?

  • 中島
  • 私は文学部だったので、完全に文系ですね。ただ、大学に入学した当初から、「将来はIT業界に行きたい」となんとなく思っていました。その後、文学部の中でも主に社会情報を研究するゼミに入ったことで、「IT業界に入って、技術で業務を効率化したり、新しい仕組みを作りたい」という思いが強くなり、IT企業をメインに就活をしていました。SIerが7割、その他コンサルやWeb関連企業が3割くらいです。

  • 奥迫
  • 私は経済学部出身です。幼い頃からPCを触るのが好きで、ホームページ作りに熱中していたこともあったので、ITに関心はありました。それに新しいもの好きなところがあるので、目まぐるしく変化する業界に身を置くのが楽しそうだなと思って。IT業界の中でもSIerを選んだのは、チームでものづくりをすることに興味があったからです。IT業界の中でも、SIerなら文系にも門戸が開かれていることを知ったのがきっかけですね。

SIerの中でも、なぜISIDを選んだのですか?

  • 中島
  • ISIDは就活を始めてすぐに受けた会社でした。インターンシップにも参加していなかったので、初めて企業を訪問したのがISIDの説明会や面接でした。とても緊張していたのですが、面接の雰囲気が良くて、とても楽しかった。自分の言いたいこともきちんと伝えられて、スッキリと面接を終えられたこともあり、良い印象を持ったまま内定まで進めました。とはいえ、まだ他にも受けようと思っていた会社が複数あったので、そのまま決めてしまうことに迷いがありました。そのことを人事の方に正直にお話ししたら、「いろんな会社を見て納得してから返事をくれればいいよ」と言っていただけたので、お言葉に甘えて就活を続けさせてもらいました。その後、内定をもらったところもいくつかありましたが、振り返ってみるとやっぱりISIDの面接が一番楽しかった。この印象が上書きされることはなかったので、「ISIDに決めます」と返事をしました。

  • 奥迫
  • わかります!私も金融やITで複数社の内定をもらいましたが、ISIDの面接がダントツで楽しかった。採用担当者の方や面接でお会いした方の人柄の良さに決めてISIDに入社を決めました。和やかな雰囲気で面接が進むので、私もすごく自然体でいられたんですね。ここなら自分を出せるだろうなと感じたのが一番の決め手です。

楽しいから、がんばれる

これまでどのようにITスキルを身につけてきましたか?

  • 中島
  • 就活の前にいくつかIT系の資格を取っていたので、用語や概念はなんとなくわかる状態ではありましたが、いざ開発するとなるとしり込みしてしまって。本格的にコードを書き始めたのはISIDに入ってからです。ISIDは新入社員研修が手厚く、ビジネス基礎等も含めて約6ヵ月間の研修があります。そのとき、チームでJavaを使ってWebアプリケーションを開発する課題に挑戦したのが初めてですね。研修期間が終わって本配属されると、業務やITについて次々と学ぶべきことが出てきたので、自分でも継続して勉強していきました。当時、私が入った部署には5〜10年目の先輩が多かったこともあり、「先輩に追いつけないまでも、早く一緒に話ができるくらいにはなりたい!」という思いが強くありましたね。研修を通じて自分で勉強するための下地ができていたからこそ、その後も抵抗なく自主的に継続的な勉強ができたのだと思います。

  • 奥迫
  • 私は中島さんのように入社前から資格を取ったりはしていません。入社後に資格を取って、あとは業務で必要なことが出るたびに、それに応じた資格を取ったり勉強をしたりというのは今でも続けています。資格の取得や研修の参加にかかる費用は、すべて会社に負担してもらっています。次はどんな知識をつけるといいか、そのためにどういう研修やセミナーを受講するといいか、部内の先輩方にアドバイスをもらうこともよくあります。皆さん協力的で、頑張る人を応援してくれる方ばかりなので、いつも温かいサポートをしてもらっています。

周りの理系の人と比べてプレッシャーに感じることはありませんでしたか?

  • 中島
  • それはないですね。理系の人のほうが抵抗感なくITやプログラミングに触れられるのかもしれませんが、理系といっても物理や生物、数学をやってきた人もいるので、スタートはみんな同じ感じです。文系でも理系でも、実際にやってみて苦手だと思う人もいれば、得意だと感じる人もいる。私は楽しいと思えたので、文系だからといってネガティブに捉えたことはないです。

  • 奥迫
  • ITの知識やプログラミングの経験もですが、お客様の業務のことや自分が担当するソリューションへの理解がそれ以上に大切だと思います。私自身、仕事ではほとんどコードを書くことはなく、人事の法改正などを調べたり、開発の進捗や課題を管理することがほとんど。配属されてからは人事業務やプロジェクトマネジメントを学ぶことの方が多いです。そういった目の前のことに興味を持って学んでいくことを楽しめれば、ISIDで仕事もおのずと楽しめると思いますよ。

中島さんはISIDの社内表彰制度「AHEAD AWARD」で新人賞を受賞されたと聞きました。
中途採用の方々も多い中、新卒3年目で受賞できた理由は何だと思いますか?

  • 中島
  • 私が担当しているOutSystemsは、当時まだ社内でも使い始めたばかりで、誰かに聞いて教えてもらえる環境ではなくて、「みんなで勉強しないといけないから、とにかくどんどんやってみよう」と背中を押してもらえる雰囲気でした。そんな中、先輩からヒントをもらいながら自分なりに色々と勉強して、OutSystemsの最上位の認定資格を社内で最初に取得できたのが評価してもらえたようです。どれくらい勉強すればいいかもわからない不安な中で、「業務時間の1割は勉強にあててもいいよ」とか、「社内の環境を使って勉強していいよ」と言ったサポートをしていただけたのは、とてもありがたかったですね。手を挙げたら背中を押してもらえるというのは、ISIDの良いところだと思っています。

それぞれの夢に向かって

技術者として成長したなと感じられたターニングポイントはありましたか?

  • 中島
  • コードを書いていてエラーが出たときに、他の人を頼らずに自分で調べられるようになったり、誰かに聞くにしても原因のありそうなところに当たりをつけられるようになったりしたときは、少しは成長したかなと感じましたね。最近では、視野が広がってシステムの構造を理解しながら全体像を意識できるようになってきているのが、成長を実感しているところです。

  • 奥迫
  • 少しずつチームリーダーのような仕事をすることが多くなってきているので、配属当初に比べて視野が広がっていると思います。細部と細部の関係性を意識できるようになったり、自分の担当している機能やチームだけでなく、周辺のことにも目を向けられるようになったり。少しずつレベルアップしているように感じています。

最後に、今後の目標を教えてください。

  • 中島
  • 上司との面談の際に、「お客様と接しながら開発全体をマネジメントするPMになりたい」か、それとも「技術を極めるアーキテクトになりたいか」を聞かれるのですが、個人的にはどちらも興味があって、まだ明確に決められていないというのが正直なところです。お客様と会話をしながら進めていく仕事は楽しそうだけど、技術をわかっていないとPMになったときに困ると思うので、まずは社内外から「この領域なら、中島に聞けばいい」と思われるような領域を作れるようになりたいと思います。

  • 奥迫
  • 私の目標は入社当初から変わっていません。今は製品開発を担当しているのですが、ゆくゆくはコンサルタントとしてお客様と一緒に仕事をしていきたいです。今は、その目標に向かって、走っている真っ最中。まだまだ未熟ですが、製品開発で培った経験や知識を活かしながら、お客様の課題を解決していけるコンサルタントになるのが夢です。