金融ソリューション
金融機関に対し、グローバル化を支援するコアバンキングシステムをはじめ、最先端の金融工学を実装した市場系ソリューション、融資やリース業務を最適化するコーポレートファイナンスソリューション、リテールにおける顧客接点を強化・拡充するソリューションを提供しています。さらに昨今は、長年にわたるFinTechへの取り組みを生かし、金融機関のビジネス変革のみならず、一般事業会社の金融サービス事業についても幅広く支援しています。
ビジネスソリューション
様々な業種の企業グループにおける会計・人事領域を中心とした業務を、長年にわたり支援しています。連結会計ソフトウエア「STRAVIS」、経費精算システム「Ci*X Expense」をはじめとした会計・経営管理ソリューション、統合HCMソリューション「POSITIVE」、統合人事ソリューション「STAFFBRAIN」といった独自のソリューションを提供し、数多くの企業に採用されています。また近年は、クラウド環境での利用や連結決算業務アウトソーシングなどの各種サービスを提供しています。豊富な実績とノウハウに基づいた、ソリューションとサービスで、企業の“スマートエンタープライズ”を実現します。
製造ソリューション
デジタルエンジニアリング・ソリューションプロバイダーの第一人者として、製品開発プロセスコンサルティング、CAD / CAM / CAE / PLMソフトウエアの導入・展開支援、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)の推進支援サービスを提供しています。近年は、生産プロセス全体を最適化するスマートファクトリーの構築や、アフターマーケットを含むサービス領域、AIやRPAを活用した業務改革などを支援するソリューションを拡充し、製造業の幅広い業務に貢献しています。
コミュニケーションIT
電通グループをはじめとして、様々な企業の事業活動を支える各種システム基盤の構築・運用経験をもとに、企業が抱える経営課題や社会課題に対して最適なITソリューションを提供しています。
”電通グループのクリエイティビティ”と”ISIDの先端テクノロジー実装力”の組み合わせによるグループシナジーを最大限に発揮し、マーケティング領域から基幹業務領域にいたる顧客のバリューチェーン全体のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
FinTech拠点を運営する合弁会社を設立
三菱地所株式会社とISIDは、かねてより共同で運営してきたFINOLABの運営組織を法人化し、2019年7月に「株式会社FINOLAB」を設立しました。新会社は、従来のFINOLABのコミュニティ運営を引き継ぎ、さらに強化するとともに、オンライン環境とリアルな施設を融合した事業創出基盤「FINOLAB SANDBOX(仮称)」を新たに構築。またスタートアップによる最新のFinTechサービスを法人としていち早く実導入し、評価する体制を整えます。これにより、数多くのイノベーションを生み出すだけでなく、現実のサービスを世に送り出す起点としての役割を果たしていきます。独フラウンホーファー研究機構とMBSE事業で合弁会社を設立
ISIDおよび子会社のアイティアイディコンサルティングは、欧州最大の応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構と、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)分野で事業展開を行う合弁会社「Two Pillars GmbH」を2018年6月に設立しました。欧州の製造業向けに、構想設計支援システム「iQUAVIS」をベースとした先進的なMBSEプロセス支援機能および、フラウンホーファー傘下の研究所であるフラウンホーファーIEMが持つMBSEメソッド「CONSENS」をベースとしたコンサルティングサービスを提供しています。FAプロダクツとスマートファクトリー分野で資本・業務提携
スマートファクトリー分野で先進的な取り組みを続ける株式会社FAプロダクツと2019年3月に資本・業務提携しました。製造業に向け、ISIDが持つ構想設計領域におけるモデルベースシステムズエンジニアリングの知見と、FAプロダクツが有する製造領域における設備・オペレーションの知見を融合し、デジタルツインを活用した革新的な生産ラインの構築を支援するパッケージソリューションを共同で開発・提供します。どのスポーツに向いているか”AIが提案する「DigSports」を製品化
子どもの運動能力をセンサーで自動測定し、一人ひとりの特徴をAIが瞬時に判断、どのスポーツに向いているかを提案するシステム「DigSports」を製品化し、全国の自治体やスポーツ施設、イベント事業者などを対象に、2019年8月より販売を開始しました。今後はDigSportsの提供を通じ、子どものスポーツへの意欲向上に貢献するとともに、スポーツを通じた地域コミュニティの活性化にも寄与していきます。職人の能力をAIで継承する「プロジェクト 匠テック」を開始
ISIDのオープンイノベーションラボと電通は、少子高齢化などの社会構造の変化を背景に、熟練の職人が持つ技能継承が課題となっている様々な産業において、その技能を人工知能(AI)をはじめとした技術を活用して継承する取り組み「プロジェクト 匠テック」を開始しました。その取り組みの一環として、双日株式会社と共同で、後継者不足が深刻な、マグロの目利きの技能を継承するため、天然マグロの尾部断面画像からAIが品質判定を行うシステム「TUNA SCOPE」を開発し、同システムの実証実験を2019年3月に実施しました。AIトランスフォーメーションセンター
社会や企業のあらゆる課題解決に向けて、AIは欠かせない技術領域の一つです。AIトランスフォーメーションセンター(AITC)は、最先端AI技術の研究、AIを搭載した新製品の開発、幅広い業種へのAIコンサルティングサービス、顧客企業の社内AI人材育成支援など、AIに関する事業を幅広く手掛けるプロフェッショナル集団です。エンタープライズxRセンター
VR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)など、現実世界と仮想世界を融合させる技術の総称「xR」。ゲームやイベントのみならず、教育や医療、製造、販売など幅広い分野への活用が期待されています。エンタープライズxRセンター(ExRC)は、xRのビジネス活用支援を通じてお客様のDXに貢献します。UXデザインセンター
DXの加速により、顧客体験価値の高いシステムやコンサルティングのニーズが急増しています。UXデザインセンター(UXDC)は、サービス全体のデザインから、システムのUI(User Interface)デザイン、グラフィックデザインなど、上流工程から制作までのデザイン業務を一貫して対応できる、ISIDのデザイン・ブティックです。スマートソサエティセンター
ICTを活用し地域の課題を解決するスマートシティ構想や、デジタルの活用による自治体DXなどが全国で推進されています。スマートソサエティセンター(SSC)は、ISIDがこれまで取り組んで来た街のICT基盤構築や自治体行政サービスのデジタル化、市民参加型合意形成プラットフォーム活用支援など、本領域における多くの導入実績を通じて培った知見や技術を集約し、持続可能なまちづくりに向けたコンサルティングからITソリューション導入支援まで、一貫して提供します。デジタルエンゲージメントセンター
人々の働き方や生活スタイルが変化し、企業と顧客の接点は実店舗を通じた対面だけでなく、ECサイトやオンラインコンタクトセンターといった非対面の領域にも拡大しています。デジタルエンゲージメントセンター(DEC)は、ISIDが培った幅広い業種の業務知識と、電通グループの総合力を生かして、コンサルティングからシステム構築、マーケティングまで、顧客接点改革をトータルでサポートします。