事業概要・強み
ISIDの強み
dentsuとGEから生まれた先進的でユニークなDNA
ISIDは、株式会社電通(現 株式会社電通グループ)とGeneral Electric Company(GE)のジョイントベンチャーとして設立されて以来、先端テクノロジーをベースに、アイデアとクリエイティビティを掛け合わせたユニークなITプロフェッショナル集団として成長してきました。金融業や製造業等のトップクラスの企業と直接取引し、顧客企業の事業成長を支える先進的なITソリューションを提供しています。世界でも類を見ない特色ある企業間の組み合わせ、そしてテクノロジーの可能性を切り拓く挑戦者としての精神が、ISIDのDNAです。

業務知識×IT実装力
例えば、金融機関のリテールや法人取引における顧客接点改革。ものづくりを革新するエンジアリングプロセス。企業活動の根幹となる経営・人材情報基盤。専門特化した業務を支えるソリューションの構築には、業務を知りつくし、テクノロジーを的確に実装できるスペシャリストの視点が欠かせません。顧客企業と対等に向き合える深い業務知識とIT実装力。それがISIDの強みです。
研究開発力
常に時代の一歩先を見据え、社会や企業の変革を実現する新たな価値を生み出すために。ISIDは、先端テクノロジーの知見と人材を集約し、デジタルエンゲージメント、スマートソサエティ、AI、エンタープライズxRなどの領域において、新規ソリューション開発や国内外の先進サービスの研究・実装に取り組んでいます。また人事・会計・製品開発などの領域で独自製品を提供。積極的な研究開発を通じて、顧客企業の課題解決を支援しています。
電通グループのシナジー
広告やマーケティングの枠を超え、顧客企業の事業成長やより良い社会の実現を目指す電通グループ。あらゆる企業活動や社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、ISIDは電通グループのDX事業の中核的な役割を担い、グループのシナジーを生かして、社会や企業の変革を実現する新たなビジネスモデルの構築に取り組んでいます。
グローバルネットワーク
ロンドンに最初の海外拠点を作った1986年を皮切りに、2000年までに海外4エリア(北米、欧州、中国、東南アジア)に拠点を展開。グローバルパートナーとも数多く連携し、地域ごとに異なる法規制や商習慣に適応するITソリューションを、日本品質のサービスとローカルの推進体制で提供しています。
事業概要
ISIDは、社会や企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を、確かな技術力と創造力で支援しています。
4つの事業領域で培ったソリューションの提供を通じて、お客さまの未来へ貢献する新しい価値をつくり続けます。
金融ソリューション
金融機関に対し、グローバル化を支援するコアバンキングシステムをはじめ、最先端の金融工学を実装した市場系ソリューション、融資やリース業務を最適化するコーポレートファイナンスソリューション、リテールや法人取引における顧客接点を強化・拡充するソリューションを提供しています。
さらに昨今は、デジタルトランスフォーメーションによる金融機関のビジネス変革、一般事業会社における金融サービス事業への参入についても幅広く支援しています。
主なソリューション
コアバンキング
-
銀行海外拠点バックオフィスシステム「GBSⅡ」
-
日銀流動性管理システム「Stream-R」
市場系
-
市場系ディーリングシステム
-
リスク管理システム
コーポレートファイナンス
-
次世代融資ソリューション「BANK・R」
-
リース&ファイナンス業務管理パッケージ「Lamp」
リテールコミュニケーション
-
デジタルバンキング、キャッシュレス、地域DX
-
顧客接点DXソリューション「Salesforce」
ビジネスソリューション
様々な業種の企業グループにおける人事・会計領域を中心とした業務を長年にわたり支援しています。統合HCMソリューション「POSITIVE」、連結会計ソフトウエア「STRAVIS」、統合会計ソリューション「Ci*X」など独自に開発した製品は、大手企業を中心に数多く採用されています。また近年は、クラウド環境での利用や連結決算業務アウトソーシングなどの各種サービスを提供しています。
豊富な実績とノウハウに基づいたソリューションとサービスで、高度化する企業のグループ経営に貢献します。
主なソリューション
HCM (Human Capital Management)
-
統合HCMソリューション「POSITIVE」
-
統合人事ソリューション「STAFFBRAIN」
グループ経営管理
-
連結会計ソフトウエア「STRAVIS」
-
経営管理ソリューション「CCH Tagetik」「Oracle EPM」
-
グループ統合会計システム「Ci*X Financials」
-
経費精算システム「Ci*X Expense」
-
自動仕訳システム「Ci*X Journalizer」
-
ワークフローシステム「Ci*X Workflow」
-
統合会計ソリューション「Oracle E-Business Suite」
製造ソリューション
製造業のデジタルトランスフォーメーション実現に向けて、従来からの強みであるモノづくりのコア領域を中核として、製品企画・設計領域ではDXプロセスコンサルティング、3次元設計やシミュレーションによる最先端製品開発環境の実装支援、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)の推進支援サービスを提供しています。
製造・サービスなどの領域では、生産プロセス全体を最適化するスマートファクトリーの構築や、アフターマーケット領域を含む新規事業化、各種プラットフォームとAI/RPAを統合し業務改革を支援するソリューションなど、製造業の「モノづくり」「コトづくり」両面で幅広い業務に貢献しています。
主なソリューション
モノづくりコア領域
-
DXプロセスコンサルティング
-
構想設計支援システム「iQUAVIS」
-
故障予知設計ソフトウエア「MADe」
-
製品ライフサイクルマネジメント(PLM)
-
製品性能シミュレーションおよび実験
-
実験/解析業務の効率化・情報管理「i-SPiDM」
-
次世代モビリティ開発バーチャル検証スタジオ「VDX Studio」
スマートファクトリー
-
デジタルマニュファクチュアリング
ソリューション -
ロボティクス、生産物流シミュレーション
-
グローバル工程設計支援システム「R-3D」
新規事業化・アフターサービス
-
各種コンサルティング
-
フィールドサービスソリューション
AI活用
-
文書活用AIソリューション
「TexAIntelligence」 -
ユーザー主導型AIモデル開発と自動化
ソリューション「OpTApf」他 -
IoT/ローコード開発プラットフォーム
コミュニケーションIT
電通グループをはじめとして、様々な企業の事業活動を支える各種システム基盤の構築・運用経験をもとに、企業が抱える経営課題や社会課題に対して最適なITソリューションを提供しています。
”電通グループのクリエイティビティ”と”ISIDの先端テクノロジー実装力”の組み合わせによるグループシナジーを最大限に発揮し、マーケティング領域から基幹業務領域にいたる顧客のバリューチェーン全体のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
主なソリューション
ICT基盤
-
基幹システム構築 / アウトソーシング / 運用保守サービス
-
RPAソフトウエア「UiPath」
-
エンドポイントセキュリティソリューション
「AppGuard」 -
データクラウド「Snowflake」
-
ローコード開発プラットフォーム「OutSystems」
デジタルマーケティング
-
マーケティングプラットフォーム「iPLAss」
-
顧客管理(CRM)/
マーケティングオートメーション(MA) -
「LINE」インテグレーションサービス
SAPソリューション
-
ERPパッケージ「SAP S/4HANA」
-
SAP ERPのTCO削減ソリューション「Panaya」
-
SAP BIテンプレート「BusinessSPECTRE」
-
品目別実際原価シミュレーション「ADISIGHT-ACS」
-
経営モニタリングソリューション「EMPHASIGHT」
X(Cross) Innovation
先進テクノロジーをものづくり、金融、スマートシティなどの幅広い領域に適用。 テクノロジー、業界、企業、地域などの枠を超えたX Innovationの推進に取り組んでいます。
企業型確定拠出年金運用支援サービス「お金のシェルパ」を提供開始
ISIDと子会社のISIDフェアネスは、企業型確定拠出年金(企業型DC)導入企業の制度運営ならびに従業員の入社から退社までの資産形成をサポートする企業型DC運用支援サービス「お金のシェルパ」の提供を開始しました。本サービスは、従業員向けには資産運用に必要な各種情報が手軽に入手できるWEBアプリや運用相談窓口を、労務担当者向けには採用商品評価のためのモニタリングレポート等を提供するもので、DC導入企業における従業員の資産形成と企業側の制度運営をトータルで支援します。

「幻肢痛VR遠隔セラピーシステム」が2021年度 グッドデザイン賞を受賞
ISIDのオープンイノベーションラボが株式会社KIDSと共同で企画・開発を手掛ける「幻肢痛*VR遠隔セラピーシステム」が、2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。幻肢痛VR遠隔セラピーシステムは、離れた拠点にいる幻肢痛患者とセラピストが、同じVR空間内で位置関係や動作を共有しながらコミュニケーションをとることで、患者がセラピストを対面訪問しなくても、どこでもセラピーを受けられるようにする仕組みです。
-
*幻肢痛:事故や病気で手足を欠損または神経が断絶してしまい感覚がなくなった患者が、失った四肢に対して痛みを覚える症状。

「スマートソサエティセンター」を新設
スマートシティや自治体DX、脱炭素化などの社会課題対応型ビジネスの推進を目的として、2021年8月に、全社横断部門であるX Innovation本部内に「スマートソサエティセンター」を新設しました。街のICT基盤構築や自治体行政サービスのデジタル化、市民参加型合意形成プラットフォーム活用支援など、本領域における多くの導入実績を通じて培った知見や技術を集約した組織として、持続可能なまちづくりに向けたコンサルティングからITソリューション導入支援まで、全社横断で推進します。

放牧牛を担保とする動産担保融資におけるAIモニタリングシステム「PETER」の有効性検証を開始
ISID、東京工業大学、信州大学、ファームノート、テクノプロ・デザイン社、ソニーグループの共同プロジェクトチームは、鹿児島銀行の協力を得て、沖縄県竹富町黒島の牧場で、放牧牛AIモニタリングシステム「PETER(ピーター)」の動産・債権担保融資(ABL)への適用に関する実証実験を開始しました。エッジAI技術とLPWA(Low Power Wide Area) 技術によるPETERのシステムは、適切・効率的なABLの実行に繋がり、持続可能な畜産経営への貢献が期待されます。

クラウドインテグレーションを強化するグループ横断組織「Dentsu DX Ground」を設立
ISIDと電通デジタルは、マーケティング領域を起点としたDX基盤構築において、クラウドソリューションのインテグレーションと活用支援を行う「Dentsu DX Ground(電通DXグラウンド)」を立ち上げました。現在は電通をはじめグループ7社も加わり、9社で専門人材700名以上のグループ横断組織となっています。SalesforceやGoogleCloud、AWS、Adobeなどを用いたマルチクラウドインテグレーションとデータの分析・基盤構築・活用を、クライアントニーズに合わせ最適な形で提案・提供します。

上記でご紹介したソリューションの詳細・ソリューションを用いたお客様事例をご覧いただけます。