プレスリリース

2009年8月25日

 

ISID、SBIリクイディティ・マーケットに個人情報の管理サービスを提供
〜オンラインFX取引における個人投資家の個人情報保護により、市場参入を促進〜


 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、資本金:81億8,050万円、代表取締役社長:水野紘一、以下ISID)は、SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員CEO:北尾吉孝)の100%子会社であるSBIリクイディティ・マーケット株式会社(代表取締役:重光達雄、以下「SBIリクイディティ・マーケット」)に対し、同社が提供するFX取引(外国為替証拠金取引)サービスを通じて預かる証券会社等の個人情報をセキュアな環境のもとで管理するサービス「IntraLinks Exchanges」を販売したことを発表します。本サービスの提供は2009年秋を予定しています。
 本サービスは、米国IntraLinks社が提供する、インターネット上で大量のドキュメントを安全かつ効率的に配信する仕組みを用いたサービスです。金融取引において非常に重要な個人情報を「IntraLinks Exchanges」のセキュアな環境のもとで管理することにより、金融市場を支える個人投資家に対し安心なサービスを提供することが可能となります。

■背景■
 SBIリクイディティ・マーケットはこれまで、日本の個人株式委託売買代金シェアトップ(2009年4-6月期)である株式会社SBI証券(2008年11月開始)及びSBIフューチャーズ株式会社(2009年1月開始)に対して、各社のFX取引における顧客向けのマーケットインフラを提供してきました。SBIリクイディティ・マーケットのインフラを活用した、株式会社SBI証券が提供する『SBI FXα』サービスの2009年7月の月間売買代金は5兆2,633億円に達しており、個人投資家にとってFX取引は金融商品の一つとして定着しつつあります。
 また、SBIリクイディティ・マーケットでは、SBIグループ以外の金融機関として初めて、約131万のオンライントレード口座(2009年6月末現在)を有する日興コーディアル証券に対してサービス提供を開始することとなり、オンラインFX取引におけるサービスレベル向上の一環として、個人情報の取扱いの強化を検討してきました。

■「IntraLinks Exchanges」採用のポイント■
 ISIDは、これまで主にシンジケートローン※1向け及びM&A案件向けにIntraLinks社が提供するインターネット上で大量のドキュメントを安全かつ効率的に配信する仕組み「VDR(Virtual Data Room)サービス」を提供してきました。本サービスはアウトソーシングサービスなどの受託業務に関する内部統制を評価するための監査基準である米国公認会計士協会(AICPA)の監査基準書に基づく「SAS70 TypeU」(日本の18号監査に相当)の認証※2を受けています。ユーザ認証、暗号化等による高いセキュリティレベルと、厳格な機密情報管理に十分対応できる機能は高く評価され、これまでメガバンクや大手証券会社に採用いただいています。

<SBIリクイディティ・マーケット株式会社 代表取締役社長 重光達雄様コメント>
 SBIリクイディティ・マーケットが個人情報を安全に管理し、個人投資家に安心なサービスを提供するにあたり、本サービスの高い機密性と信頼性が採用の決め手となりました。
 リーマンショック以降、金融市場を支えてきた個人投資家の個人情報が安全に確保されることにより、個人投資家の市場への参加を促し、ひいては金融市場の安定化、経済の活性化につながると考えます。
 こうした背景を踏まえて、第二弾といたしましては、クリアリングシステム※3における本サービスの活用及び共同開発をISIDならびにIntraLinks社と企画・検討しています。


※1 シンジケートローン
 同一時期に同一条件で複数の金融機関が融資する形態。相対融資と違い、企業は一回の契約で複数の金融機関と取引でき、比較的多額の資金を調達できる。金融機関などにとっては新たな取引先の開拓につながるとともに、貸し倒れリスクを分散できる。

※2 SAS70
 「SAS 70」のレポートには、「TypeT」と「TypeU」の2種類があり、「TypeT」では、アウトソーシングサービス事業者が、委託元企業の財務諸表監査に関係する自己の内部統制を記述し、独立監査人が、ある基準日において、内部統制が統制目標達成のために適切に設計され、整備されているかという点についての意見を表明する。「TypeU」では、「TypeT」のレポートに加え、独立監査人が、所定の期間を通じて内部統制が有効に運用されていたかどうかの検証を行い、その有効性について意見を表明する。

※3 クリアリング
 クリアリングとは、決済のために取り交わされた多くの支払指図を集計して、最終的に受け取るべき、あるいは支払うべき差額を算出すること。


【SBIリクイディティ・マーケット 会社概要】
社名   : SBIリクイディティ・マーケット株式会社
代表者 : 代表取締役社長 重光達雄
所在地 : 東京都港区六本木1-6-1
設立   : 2008年7月
資本金 : 1億5,000万円 (SBIホールディングス株式会社100%出資
売上額 : 29億円(2009年3月期)
事業内容 : SBIリクイディティ・マーケットは、FX取引を提供しているマーケット参加者の方々(銀行や証券会社、事業会社など)に、リクイディティ(流動性)が担保されたFX取引環境を提供するマーケットプロバイダーとして事業を運営しています。FX取引に関わる全てのリクイディティを同社が創出するマーケット上に集中させることによって、参加する取引業者にとって透明性が確保された競争力の高いマーケットの構築を図ると共に、日本の個人投資家にとってもより低コストで安心安全にFX取引を行うことができる環境の整備に取り組んでおります。
URL   : http://www.sbilm.co.jp/

【IntraLinks社について】
商号   : IntraLinks, Inc.
代表者 : J. Andrew Damico, Chief Executive Officer (acting)
所在地 : 150 East 42nd Street, 8th Floor, New York, NY 10017
設立   : 1996年6月
事業内容 : Web上のIntraLinks Exchangesサービス提供
主な事業所 : ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロンドン、フランクフルト、パリ、香港、シドニー、 ブリスベン、東京
利用者 : 約75万人
URL   : http://www.intralinks.com


【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス 金融ソリューション事業部
VDRマーケティング部
TEL:03-6713-6167


   
以上

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