プレスリリース

2007年 6月 13日

ISID、朝日放送と共同でワンセグデータ放送用の
データ放送/通信用コンテンツ制作・運用システム開発

  株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、資本金:81億8,050万円、代表取締役社長:水野紘一、以下ISID)は、朝日放送(本社:大阪府大阪市、資本金:52億9,980万円、代表取締役社長:西村嘉郎、以下:ABC)と共同で、地上デジタル放送のデータ放送サービスにおいて、放送局や制作会社が低コスト・短期間で品質の高いコンテンツを制作するデータ放送/通信用コンテンツ制作・運用システムを開発いたしました。

  地上デジタル放送の中でも、特にワンセグ・データ放送サービスは、今までのTV放送にはなかった双方向性のコミュニケーションが可能になることから大きな注目を集めています。2006年4月の放送開始以来、携帯各社もワンセグ対応の新機種を次々と発表し、この夏には普及台数が1,000万台、2010年には3,400万台を突破するという予測もあります。テレビとしての放送以外にも、身近な携帯情報端末としての機能を生かして、ショッピングセンターやミュージアムなどでのスポット情報配信や、緊急災害放送などへの応用も期待されるなど、コンテンツの充実が求められています。しかし、一方で複雑なコンテンツを管理するシステムがないことが課題となっております。

  データ放送コンテンツの制作は、BML(※)と呼ばれる放送業界独自の規格に基づいて進める必要があります。それに加えて、実際の放送現場では各放送局や系列が番組配信のために定めた独自のコンテンツ運用ルールや記述ガイドラインにも従うことが求められており、非常に複雑化しています。さらに、相次いで発売されるワンセグ端末への対応や動作互換性の確認など、放送前のコンテンツのテスト作業も大きな負担となっています。また、一旦制作が完了した後も、番組の放送スケジュールに合わせて内容を部分的に改変するなど、運用やコンテンツ管理に関わる作業も必要です。

  ISIDとABCでは、これらのデータ放送コンテンツの制作・運用に関わる作業の負担を軽減し、放送局が新たなビジネスを推進することができるシステムを開発しました。このシステムは、以下のような機能・特徴を備えています。
【システムの特徴】
・ BMLの記述をすることなく、高品位なコンテンツを簡単にプログラムレスで制作可能にする
・ 各放送局・系列毎のガイドラインや、送出機器毎に異なる独自の仕様にあわせたコンテンツを自動生成できる
・ 直感的かつ効率的に画面編成を変更できるユーザーフレンドリーなオペレーションを提供する
・ 通常のワンセグ・データ放送と、iモード等の対話性の高いデータ通信を用途にあわせて切り替えて編集できる

  ISIDとABCは本システムに関する特許を共同出願しており、今後、製品化、ビジネス化に向けて共同で作業を進めてまいります。本システムは、6月13日から幕張で開催されるINTEROP2007において、展示・デモンストレーションを行います。ブース番号は8B26です。

※BML:Broadcast Markup Languageの略。ARIB(社団法人電波産業会)によって策定された、XMLベースのデータ放送向けのページ記述言語。従来の動画と音声による放送に、双方向性やインターネットとのリンクを提供するための技術で、BSデジタル放送などで利用されている。

【お問合せ先】
株式会社電通国際情報サービス コミュニケーションIT事業部 田仲
TEL:03-6217-8824  E-Mail:oneseg-info@group.isid.co.jp


   


以上
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