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プレスリリース

2014年

ISID、「スポーツ&ライフテクノロジーラボ」を発足し東大・暦本純一氏を招聘
〜センサーやウエアラブルデバイスを活用し、スポーツで街と人をつなぐプラットフォームを開発〜

2014/08/29

株式会社電通国際情報サービス
オープンイノベーション研究所




株式会社電通国際情報サービス (本社:東京都港区、代表取締役.社長:釜井 節生、以下ISID)のオープンイノベーション研究所(以下イノラボ)は、8月29日付で「スポーツ&ライフテクノロジーラボ」を新たに発足します。スポーツ&ライフテクノロジーラボは、センシング技術やウエアラブルデバイスを駆使し、スポーツで街と人をつなぐプラットフォームの開発を目指す研究プロジェクトです。発足にあたり、東京大学大学院教授兼ソニーコンピュータサイエンス研究所副所長の暦本純一氏を招聘し、また活動拠点として「イノラボ スポーツ&ライフテクノロジーラボ 実験スタジオ」を文京区本郷にオープンします。


本プロジェクトでは、先進的なインタラクション※1技術を活用して、単調なトレーニングを楽しみながら継続できる仕掛けや、運動能力の格差を取り除いて誰もが一緒にスポーツを楽しめるアイテム等を開発していきます。さらに、それらから得られるデータと日常のコミュニティ活動や行動履歴などのビッグデータを統合し、街の新たなサービスインフラとしての実用可能性を検証していきます。


暦本氏は、インターフェース研究の世界的権威として知られ、近年は「Augmented Sports※2」の実現に向けた研究開発に取り組んでいます。本プロジェクトでは、スポーツの可能性を拡張する新たなインタラクション技術の開発・実装と、それらから収集されるデータの解析を監修します。


ISIDイノラボは、2013年に開業した大型複合施設「グランフロント大阪」において、世界初の街のコミュニケーション・プラットフォームを常設導入し、現在も様々な実証実験を重ねています。その知見と、スポーツやヘルスケア領域における先進のインタラクション技術を融合し、スポーツを核とした新しい街のプラットフォーム開発に取り組んでまいります。


  • ※1 インタラクション:相互作用。IT分野では人間とシステムの間の情報のやりとりを指す。具体的には、操作や入力とそれに対する反応や出力、対話的な操作方法などの意味で用いられる。
  • ※2 Augmented Sports:テクノロジーでスポーツを拡張(augmented)することにより、体力や運動能力の格差・障壁を取り除き、誰もが一緒にスポーツを楽しめる環境を創造するというコンセプト。

 

ご参考資料

■スポーツ&ライフテクノロジーラボの研究活動について

スポーツ&ライフテクノロジーラボが、本郷の実験スタジオを拠点に取り組む実験・研究活動の一例をご紹介します。

取り組み例@ 『もっとスポーツを楽しもう 〜AquaCave〜』

3DプロジェクションマッピングなどのAR(拡張現実)技術や、各種センシング技術を用いて、プールの中の無機質な空間を、より楽しく拡張する仕組みを開発します。泳ぐだけでスイミングフォームが記録されて理想のフォームと比較できたり、泳いだ距離を表示したりといったパフォーマンス向上施策や、友達が水中から応援してくれたり、イルカと一緒に泳いだりといった、スポーツをさらに楽しむための演出が可能になります。


取り組み例A 『世代を超えてみんなで楽しもう 〜Hoverball〜』

子供や孫とサッカーしたくても、体力が続かなかったり、ボールがまっすぐ飛ばなかったり。「世代を超えてスポーツを楽しむ」ことは、言うほど簡単ではありません。シニアも子供もアスリートも、一緒にスポーツを楽しむことを目指して、東大・暦本研究室が開発した「Hoverball」は、プレイヤーによって負荷を変えられる自走式のボールです。これに、ISIDイノラボが研究開発を進める街の情報プラットフォーム+fooop!(プラ フープ:愛称フープ)に蓄積されたライフログを融合し、年齢、性別、体格、運動能力、さらに直近の行動傾向やその日のコンディション等に応じて、一人ひとりに最適な負荷でスポーツを楽しめる仕組みを開発していきます。


取り組み例B 『街のスポーツコミュニティを育成しよう 〜+fooop! sports〜』

ISIDイノラボが研究開発を進める街の情報プラットフォーム+fooop!では、街全体がセンサー化され、施設・店舗情報はもとより、街に訪れる人の膨大な行動履歴がビッグデータとして蓄積されます。さらにそれらのデータは、街内に形成されるソーシャルグラフでつながり、可視化されます。同じスポーツを趣味にする人、運動不足の人、空いている施設などのデータがつながることで、予定されたスポーツイベントだけではなく、偶然始まるストリートスポーツの場を創出することも可能になります。スポーツの機会を増やし、スポーツを通じた街でのコミュニケーション機会を演出するプラットフォーム+fooop! sportsの開発に取り組んでいきます。

 

■暦本純一氏 略歴

東京大学大学院情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所副所長、クウジット株式会社共同創業者。ヒューマンコンピュータインタラクションの研究者。世界初のモバイルAR(拡張現実感)システムNaviCamを1990年代に試作、マルチタッチの基礎研究を世界に先駆けて行うなど常に時代を先導する研究活動を展開している。現在はAugmented Humanと呼ぶ人間の能力拡張のためのテクノロジーや、スポーツの進化形としてのAugmented Sportsを提唱している。MMCA マルチメディアグランプリ技術賞(1998)、iF Interaction Design Award(2000)、日本文化デザイン賞(2003)、日経BP技術賞(2008)、日本ソフトウェア科学会基礎科学賞(2014)、ACM UIST Lasting Impact Award(2014)などを受賞。2007年にACM SIGCHI Academyに選出される。

 

■実験スタジオについて

名称:イノラボ スポーツ&ライフテクノロジーラボ 実験スタジオ
所在地:東京都文京区本郷3-43-4 シモムラビルB1
開設日:2014年8月29日
当実験スタジオには、モーションセンサーやモーションキャプチャー、ウエアラブルデバイスのほか、先進のインタラクション技術を実装した装置・遊具等を常設します。これらを用いて、スポーツ&ライフテクノロジーラボが取り組む各研究テーマに関して、実験を通じた検証に取り組みます。


■オープンイノベーション研究所について

ISID が2011年4月に設置したオープンイノベーション研究所は、様々な先端技術の実用化に向けて、企業や教育機関などと協働し、技術研究やサービス開発に取り組んでいます。「未来の街づくり」「次世代教育」「未来のテレビ」などをテーマに、各分野のスペシャリストと共同でアプリケーションのプロトタイプ開発や実証実験を推進しています。
http://www.inolab.net


■ソーシャルシティ・プラットフォーム「+fooop!」について

+fooop!は、ISIDが研究開発および事業化を進める、街のITプラットフォームのブランド名です。街を訪れた人の趣味や興味関心事、購買履歴といった情報に、街で行われるイベントや来街者の位置情報、来街目的などの情報を加味して、その時々、一人ひとりの状況に合わせた情報提供を可能とすることで、街と人、そして人と人との、実空間におけるリアルなコミュニケーションを促進します。グランフロント大阪は、+fooop!を大規模な再開発事業に適用した最初の事例であり、2013年2月に開催された世界最大級のモバイルカンファレンス「Mobile World Congress 2013」でも大きな注目を集めました。


■関連プレスリリース

・4月26日まちびらきのグランフロント大阪で、ISID提供による世界初のソーシャルシティ・プラットフォームが稼働 〜クラウド上に構築したビッグデータ処理エンジンを活用、タッチパネル式サイネージとスマホ連携により、来街者一人ひとりに最適な情報を提供〜 (2013年4 月23日)
http://www.isid.co.jp/news/2013/0423.html


・ISID、街のITプラットフォーム事業に本格参入 〜第一弾として、うめきた先行開発区域プロジェクト「グランフロント大阪」にユビキタスプラットフォームを提供〜 (2012年10月2日)
http://www.isid.co.jp/news/2012/1002.html

お問い合わせ先

スポーツ&ライフテクノロジーラボに関するお問い合わせ先

株式会社電通国際情報サービス オープンイノベーション研究所 森田
TEL:03-6713-6098 E-mail:info@inolab.net

本リリースに関するお問い合わせ

株式会社電通国際情報サービス コーポレートコミュニケーション室 広報担当 李
TEL:03-6713-6100 E-mail:g-pr@isid.co.jp

以上

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*本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。