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プレスリリース

2010年

ISID、株式会社エムズサイエンスにセキュアな企業間情報共有サービス「IntraLinks Exchanges」を提供
〜競争力強化のためライセンスアウトの迅速化とグローバルコミュニティの形成を実現〜

2010/02/23

株式会社電通国際情報サービス

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、資本金:81億8,050万円、代表取締役社長:水野 紘一、以下ISID)は、医薬品の創薬バイオベンチャー企業である株式会社エムズサイエンス(本社:神戸市中央区、代表取締役社長:嶋内 明彦、以下「エムズサイエンス」)に対し、企業間情報共有サービス「IntraLinks Exchanges」を販売いたしました。

本サービスは、米国イントラリンクス社が提供する、インターネット上で大量のドキュメントを安全かつ効率的に配信するクラウドサービスです。米国公認会計士協会の監査基準書に基づく認証を受けた高いセキュリティレベルを誇り、厳格な機密情報管理に十分対応することができる機能を保持しています。

エムズサイエンスは、グローバルにパートナーとのコミュニティを形成し、新薬のライセンスアウト業務※1における機密情報の開示・管理を行う仕組みとして、今回「IntraLinks Exchanges」を採用しました。

背景

近年、製薬業界では新薬開発の競争が激化しており、製薬会社・バイオテクノロジー企業は、新薬候補分子の特許権やノウハウなどの知的財産をライセンスアウトすることにより得た新たな収益を研究開発に投資し、新たな市場の拡大を目指しています。そのため、ライセンシングのパートナー候補を国内に限定せず、海外も含めてより多くの買い手候補に、迅速にアプローチする必要があります。

ライセンスアウトでは、デューデリジェンス(適性評価手続き)のために物理的な会議室(データルーム)を準備し、膨大な機密文書を運び込み、厳重に書類を管理する必要がありました。また、国内外の買い手候補の会社がデータルームに足を運び、追加資料が出るたびに個別に郵送・電子メールで資料を送付するなど、デューデリジェンスには多くの費用と時間を要しました。さらにこのような方法では、厳格な情報へのアクセスコントロールや、アクセス履歴の管理を十分に実施することは難しく、セキュリティ上の不安を抱えることになります。

これに対し、本サービスは物理的な会議室に代わり、インターネット上のセキュリティが確保された場所、いわゆるVDR (Virtual Data Room)を用意し、電子化された審査対象書類等を掲載することで、関係者全員が効率的かつ安全に資料を閲覧できるようになり、ライセンスアウトの意思決定プロセスの迅速化を図ることが可能になります。

「IntraLinks Exchanges」について

ISIDは、これまで主にシンジケートローン※2向け及びM&A案件向けにイントラリンクス社が提供するインターネット上で大量のドキュメントを安全かつ効率的に配信する仕組み「IntraLinks Exchanges」を提供してきました。本サービスはアウトソーシングサービスなどの受託業務に関する内部統制を評価するための米国監査基準である「SAS70 タイプ2」※3(日本の18号監査に相当)の認証を受けています。ユーザ認証、暗号化等による高いセキュリティレベルと、厳格な機密情報管理に十分対応できる機能が高く評価され、これまでメガバンクや大手証券会社に採用いただいています。

2009年4月には日本語と英語の二ヶ国語対応の機能を追加したほか、100ヶ国語以上のグローバルカスタマーサポートにより、国際間のM&A案件やグローバル経営を推進するお客様企業の機密情報管理と業務効率向上に貢献しております。

「IntraLinks Exchanges」は、世界の製薬会社上位10社すべて、臨床調査機関上位10社すべて、およびバイオテクノロジー企業上位50社のうち半数に採用されており、2010年1月には、グローバルな製薬会社である第一三共株式会社にも採用されました。「IntraLinks Exchanges」が製薬・ライフサイエンス分野においてセキュアな企業間情報共有サービスを提供するリーディング・ソリューションであることも今回の採用のポイントとなりました。

「IntraLinks Exchanges」導入の効果

  • デューデリジェンスのプロセス全体をオンラインに移行することで、ライセンスアウトの迅速化が可能(「IntraLinks Exchanges」を利用することで、複数の提携候補先によるデューデリジェンスを同時並行的に実施することも可能。従来のデータルームによるデューデリジェンスと比較して物理的・地理的制限がなく、大幅な期間短縮、合理化が期待される)
  • インターネット上のセキュリティが担保された「IntraLinks Exchanges」に電子化されたドキュメント等を掲示することにより、世界中のパートナー企業候補が効率的かつ安全に資料の閲覧が可能
  • 社外との文書共有におけるアクセス権限管理、証跡管理が可能
  • IRM(Information Rights Management)機能により、ファイルの印刷、ダウンロード、スクリーンショットを禁止することが可能になり、情報の二次流出を防止
  • ファイルの一括ダウンロード、一括アップロードが可能になり、ドキュメント配信の迅速化を実現
  • 直感的なインターフェースにより、社内外の関係者にとり高い操作性を実現
  • 100ヶ国語以上のグローバルカスタマーサポートを提供


エムズサイエンス 代表取締役社長 嶋内明彦様 コメント

私たちがイントラリンクスのプラットフォームの採用を決めた主な要因の一つは、イントラリンクスが仮想データルーム(VDR)分野でリーディングカンパニーである点でした。私たちは以前にもイントラリンクスのソリューションを利用した経験があり、同社のインターフェースが使いやすく安全で、また24時間365日利用可能であり、グローバルにサポートを提供していることも知っていました。さらにもう一つの決定的な要因は、このプラットフォームが最高水準の企業情報保護ソリューションを提供しており、最も厳しい規制要件を満たし、情報漏洩の不安を回避できるということです。当社のライセンシングディールにイントラリンクスを利用することで、取引完了までにかかる時間が大幅に短縮されるものと期待しています。

イントラリンクス・ワールドワイドセールス担当 エグゼクティブバイスプレジデントのロブ・ミューレン(Rob Mullen) コメント

イントラリンクスは製薬・ライフサイエンス分野において世界中にクライアントを抱えていますが、このたびその中に日本有数のバイオテクノロジー企業を加えることができ、大変うれしく思っています。大量の機密情報を世界中のパートナーとやり取りしている企業の多くは、クラウドベースのソリューションが提供できる価値をより一層認識してきています。クラウドベースのソリューションでは、IT投資を最少化し、保守管理にかかるコストを削減し、さらに導入期間を大幅に短縮することができます。

出展のご案内

ISIDでは、創薬および新薬開発に関するシンポジウム&展示会 Drug & Biologics Japanへ本サービスを出展致します。詳細は、Webをご参照ください。

開催日時 2月22日(月)〜24日(水)
会場 シェラトン都ホテル(白金台)
ISIDホームページ

http://www.isid.co.jp/event/2010/intralinks_02/index.html

Drug & Biologics Japanサイト http://www.ibclifesciences.com/japan/japanese.xml


  • ※1. ライセンスアウト:自社である段階まで研究開発した新薬候補物質に関する特許権やノウハウ等を他社に売却したり、使用を許諾したりすること。
  • ※2.シンジケートローン:同一時期に同一条件で複数の金融機関が融資する形態。相対融資と違い、企業は一回の契約で複数の金融機関と取引でき、比較的多額の資金を調達できる。金融機関などにとっては新たな取引先の開拓につながるとともに、貸し倒れリスクを分散できる。
  • ※3.SAS70:米国公認会計士協会(AICPA)の監査基準書に基づく認証。「SAS 70」認証には、「タイプ1」と「タイプ2」の2種類があり、「タイプ1」では、アウトソーシングサービス事業者が、委託元企業の財務諸表監査に関係する自己の内部統制を記述し、独立監査人が、ある基準日において、内部統制が統制目標達成のために適切に設計され、整備されているかという点についての意見を表明する。「タイプ2」では、「タイプ1」のレポートに加え、独立監査人が、所定の期間を通じて内部統制が有効に運用されていたかどうかの検証を行い、その有効性について意見を表明する。

ご参考情報

エムズサイエンスについて

株式会社エムズサイエンスは、複数の大型新薬候補をパイプラインに持つ、創薬バイオベンチャー企業です。オリジナリティーの高い新薬候補の研究開発を志し、中枢神経およびがん領域を対象に、現在、欧米で臨床開発を進めています。エムズサイエンスは、本格的創薬バイオベンチャー企業をめざし、最先端科学の研究成果を活かした、新しい治療薬を創製することで人類の医療に貢献します。詳細については、サイトをご参照ください。(http://www.m-sci.com

IntraLinks社について

商号 IntraLinks, Inc.
代表者 J. Andrew Damico, Chief Executive Officer (acting)
所在地 150 East 42nd Street, 8th Floor, New York, NY 10017
設立 1996年9月
事業内容 Web上のIntraLinks Exchangesサービス提供
主な事業所 ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロンドン、フランクフルト、パリ、香港、シドニー、ブリスベン、東京
利用者 約75万人

関連リリース

2010年1月19日付プレスリリース/ISID、第一三共株式会社にセキュアな企業間情報共有サービス「IntraLinks Exchanges」を提供〜クラウドサービスの活用により業界最高水準の事業運営効率を実現〜

http://www.isid.co.jp/news/2010/0119.html

お問い合わせ先

製品・サービスに関する問い合わせ先

株式会社電通国際情報サービス ビジネスイノベーション本部
クラウドビジネス推進室
TEL:03-6713-6167 e-mail:g-il-info@group.isid.co.jp

本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション室 広報担当 森、李、入佐
TEL:03-6713-6100 e-mail:g-pr@isid.co.jp

以上

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* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。